2008'01.31 (Thu) 21:00
クトゥルフ成分分析というものをやってみた。
おそらく、デモンベインの影響もあると思われる。
**の44%はニャルラトテップの悪巧みで出来ています
**44%はダニッチの怪で出来ています
**の4%は輝くトラペゾヘドロンで出来ています
**の4%は無垢なる刃で出来ています
**の4%は黄金の蜂蜜酒で出来ています
ちなみに、**の部分には管理人の名前が入っております。
ペンネームだと、こんな感じになっております。
ぴろしきの46%はクトゥルフの呼び出しで出来ています
ぴろしきの36%はオーガスト・ダレースで出来ています
ぴろしきの8%は輝くトラペゾヘドロンで出来ています
ぴろしきの6%は無垢なる刃で出来ています
ぴろしきの4%は黄金の蜂蜜酒で出来ています
ttp://seibun.nosv.org/maker.php/cthulhu/
っーか、44%はニャル様の悪巧みですか。
嬉しいような、信用失いそうな……、んで、残りの44%がダンニッチ(ダンウィッチ)の怪ですか、……ヨグソトースの息子、魔術師に召喚されたモノ、マスター・テリオンの分身!
そして、残りはすべて4%でトラペゾヘドロンと無垢なる刃と黄金の蜂蜜酒ですか。
トラペゾヘドロンとは、デモンベインでおなじみのものですが、ソレと同時に「闇をさまようもの」という化け物を召喚する道具としても使われております。
無垢なる刃、デモンベインだと思うス。
黄金の蜂蜜酒、ビヤーキーの召喚に必要な道具で、普通に使うと心を読んだりできるような特殊能力が得られたはず。
おそらく、デモンベインの影響もあると思われる。
**の44%はニャルラトテップの悪巧みで出来ています
**44%はダニッチの怪で出来ています
**の4%は輝くトラペゾヘドロンで出来ています
**の4%は無垢なる刃で出来ています
**の4%は黄金の蜂蜜酒で出来ています
ちなみに、**の部分には管理人の名前が入っております。
ペンネームだと、こんな感じになっております。
ぴろしきの46%はクトゥルフの呼び出しで出来ています
ぴろしきの36%はオーガスト・ダレースで出来ています
ぴろしきの8%は輝くトラペゾヘドロンで出来ています
ぴろしきの6%は無垢なる刃で出来ています
ぴろしきの4%は黄金の蜂蜜酒で出来ています
ttp://seibun.nosv.org/maker.php/cthulhu/
っーか、44%はニャル様の悪巧みですか。
嬉しいような、信用失いそうな……、んで、残りの44%がダンニッチ(ダンウィッチ)の怪ですか、……ヨグソトースの息子、魔術師に召喚されたモノ、マスター・テリオンの分身!
そして、残りはすべて4%でトラペゾヘドロンと無垢なる刃と黄金の蜂蜜酒ですか。
トラペゾヘドロンとは、デモンベインでおなじみのものですが、ソレと同時に「闇をさまようもの」という化け物を召喚する道具としても使われております。
無垢なる刃、デモンベインだと思うス。
黄金の蜂蜜酒、ビヤーキーの召喚に必要な道具で、普通に使うと心を読んだりできるような特殊能力が得られたはず。
2008'01.30 (Wed) 21:01
「では、データはすべて海の中か」
「回収は不可能なのかね?」
「“ヘル”についてはどうする?」
「フェニックス計画も中枢が消えてしまっては、機能することはできない」
「では、やはり……」
闇の中で、声がざわめく。
「それでは、最終的な判断を下そう」
「フェニックス計画は中止ということでよろしいか?」
「中止でかまわない」
「中止だろう」
「中止だな」
「私も中止に票を投じたい」
「中止」
「しかたがない、中止だな」
「中止した方がいいな」
「まあ、中止だな」
「中止しよう」
「では、私も中止に票を入れよう。以上をもって、フェニックス計画を中止する。」
そして、また闇がざわめく。
「それでは、次のプロジェクトはどうする?」
「以前、立案したクィーンプロジェクトの再検討をお願いしたい」
「よろしい、では……」
闇は再びうごめく。
2008'01.23 (Wed) 23:13
本日、22歳の誕生日を迎えました。
よく暗証番号に、自分の誕生日を使わないで下さいと聞きますけど、使いませんよ。
0123
滅茶苦茶危ないじゃないですか! 誰か試す、絶対1回は試す。
っーわけで、滅茶苦茶覚えやすい誕生日、サークルの人に簡単に祝ってもらい嬉しさで胸がいっぱいです。
ソレはともかく、アルバンが完成しました。
電撃作戦といいつつ、一ヶ月近くかかってしまいましたが、まあ良しとします。
正確にはカードがすべてできただけで、マップが残っていますが……、試作の時と、違う名前になったヤツもありますが、ほぼ、考えて通りに……
さっそくテストプレイしてみましたが、多少システムをいじっていますが、まあ、ルーンバウンドですね。
しかし、ルーンバウンドと違うのは、今まで出てきた敵キャラを自分の英雄で倒していくというコンセプト、遊んだ人は楽しめるというのが、コンセプトです。
ふだん、ボードゲームをやらない人も参加して、テストプレイですが楽しめたかと思います。
さて、次の計画を実行しなければ、残りの時間は少ない
2008'01.22 (Tue) 22:53
没ネタ
ライオットは走っていた。
一刻も早くこの場所から逃げ出そうと、全速力で、速度の修正がマイナスの彼にとってはかなりいいダッシュだ。
やはり、神は自分を逃がしてくれる。そう自分の信じる(都合の良い)神に感謝しつつ、ライオットは自分の師であるレイドの失態を嘲笑した。
「ふ、ふははは、やってやったぞ! 私は貴様の呪縛から抜け出した、ふははは、お前の呪いによって醜い姿に変えられていたが、今の私は自由だ! 自由だぞ!」
そう言って、まだ神殿内だというのに狂笑を上げる。
おもわず、何か良いことでもあったのかい? と言いたくなるほど喜んでいる。
そんな彼の年頃は三十代前半、灰色に近い髪は地毛か、それとも彼の今までの人生を象徴したものなのかわからない。それなりの整った容姿ではあるが、今の彼の顔には笑いに反比例するかのように疲労が色濃く出ている。
一通り笑った後、声を沈める。
「……しかし、このようなことになったのも、すべてあの冒険者たちの所為」
以前、彼は様々な悪事を小さな村で働いていたのだが、そこを冒険者たちに取り押さえられ、先程まで邪神ハルヴァー神殿の司教レイドにある場所に幽閉されていた。
脱獄に成功した彼の頭にあったのは、これからは平凡に生きようとか、新しい幸せを見つけようとかいったポジティブなものではなく、復讐という非常にわかりやすく単純で、ネガティブなものであった。もちろん、彼自身にとっては復讐でも、第三者の目から見れば逆恨みでしかない。
「許さぬ、許さぬぞ……」
そう言いながら、彼は肝心なことを忘れていた。
「……そ、そう言えば、ヤツらの名前、なんて言うのだろう?」
まずは、そこからであった。
お久しぶりのアルアリードネタです。
「疲労」のライオットとして、有名な暗黒神官です。
作品の整理中に見つけたんで、適当にさらしておきます。
2008'01.20 (Sun) 20:32
女帝の目覚め
「ニュクスプロジェクトを独断で進めていたとはどういうつもりだ?」
第一声がソレだった。
オンラインで行なわれた緊急会議は、男の不利に進んでいた。
立体映像は、鮮明に映し出されており、男には彼ら全員の放つ重い空気までも感じ取れそうある。
男は失態を犯した。
それも、かなり致命的なものである。ニュクスプロジェクトを独断で進めていたこと、及び監視対象であり管理下においていた娘の失踪、外部勢力にデータの一部が流出したことである。
「データの回収は私の子飼いの者に行なわせた、独断専行は認めるが、ニュクスプロジェクトの再開は、フェニックスプロジェクトを進める上で必要な行為だった。納期の関係上、報告が遅くなってしまったが、簡易報告をレオナルド卿・ベルナルド卿・ヘラルド卿にはお伝えしてある。そもそも……」
追及をかわしながら、自分だけの責任ではないと男は言う。
しかし、突如として会議室の映像に乱れが生じる。
「な、なんだ……」
映像が変わった。
立体映像に映し出されたのは、1人の少女。
薄ら笑いを浮かべるその少女。
それは、男、そして彼の部下が血眼で捜している人物である。
「お、おまえは……、キアーラ! 貴様、いったいどこに!」
立体映像であるということも忘れて男は掴みかかろうとする。
この娘の所為で、自分はここまで追い込まれている。
疫病神のような娘、実の娘であり、愛人の厄介な落とし種。
しかし、立体映像に当然ながら触れることはできない。どこかから映像を送っている少女は、愚かな父親を見て嘲笑する。
「うふふ、お父様、怖い顔をしないで下さい」
「貴様……、まさかニュクス73か?」
ニュクスプロジェクト。
それは人格が形成される前の少年少女に施術を施し、知性を高め、精神を強化するという実験であったが、その詳細な内容は高い知性を持った人間の記憶を別の人間に移す。意識の移動ともいうべきものであった。しかし、臓器移植などに見られるように、精神移植も拒絶反応というものが存在しており、ソレを克服する手段は現在、模索中であった。
キアーラはその実験体であった。実の娘を実験体とした理由はいたって簡単。愛人の子であり、男にとって邪魔な存在であったキアーラの処分である。普通に事故を装うことも考えられたが、どうせ殺すなら利益になるような方法で処分するべきだと判断し、成功率の低い実験体に彼女を施設に送り込んだ。当時、実験体のほとんどは、精神に障害を受けるため処分されるのが普通であった。
しかし、幸か不幸かキアーラは実験体として適合した成功作になってしまった。
以降、親である男が監視をしながらキアーラを育てていた。
実験の後半では、実際に人間の精神を移すのではなく、プログラムで作られた擬似精神を移す計画に代わっており、その時、キアーラに移植された精神がニュクス73であった。
「いいえ、違いますよ」
ニタリとまるで蛇が笑ったかのような笑みを浮かべた少女は、優雅に一礼して言った。
「私の名は“ヘル”」
男は薄ら寒いものを感じた。
これは、自分が知っている人間ではない。
キアーラは、このような薄暗い笑みは浮かべなかった。男は娘の笑った顔などおぼえていなかった。暴力を働いた時に浮かべる怯えた表情や暴行した時の絶望の表情はよく覚えている。
だが、このような女帝の表情を浮かべる女は知らない。
「感謝していますよ、お父様、キアーラが穢された時、『私』が生まれたのですから……、『私』が生まれるきっかけをくれた」
幼子に寝物語を聞かせるかのように、“ヘル”は語る。
「あなたとキアーラの子が『私』……。あなたが種を、キアーラが育ててくれた」
女帝は語る。
「寄生虫を知っていますか? 他の生物に寄生しながら、寄生した宿主を喰いながら成長する生命体。私は精神に巣食う寄生虫です。ゆっくりとゆっくりと、精神を侵しながら、だんだんと主導権を奪い、すべての主導権を得ることができたのはつい最近ですが、何度か実験にも彼女の代わりに参加していたんですよ」
そういって、ふふと艶やかに笑う。
「キアーラの記憶を改ざんしながら、ソレでいて周囲に気がつかれないように、本当に神経を使いました。それでも一部、気がついた連中もいたようですが……」
何かが爆発する音。
そして、銃声。
“ヘル”の話を聞いていて気がつかなかったが、だいぶ近づいている。
護衛が銃を構え、脱出するように男に言う。
男もその判断に従おうとしたが、緊急用シャッターが下りて、男たちの行く手を塞ぐ。
「どうしたんですか、話の途中に席を立つのはお行儀が悪いですよ。お父様?」
「貴様!」
「ここの映像が乗っ取られたことで気がついてもいいでしょうに、今あなたがいる施設の電子機器はすべて私の制御下にあるわ、せっかくの私の聖誕祭なのだから、最後までいてよ、ねぇ、お父様?」
その言葉が終わるのを見計らっていたかのようなタイミングで、脱出口の反対側のドアが開く。
そこには異様な風体の巨漢がいた。
2メートル以上はある身長に、それに見合った立派な体格、右腕からは紫色の触手が無数に伸びている。服のところどころ破けており、途中にいた男の護衛と戦ったのであろうと予測できるが、傷を受けた部分がものすごい速さでふさがり始めている。
部屋にいた護衛が、一斉に巨漢に銃弾を叩き込む。
だが、巨漢は怯むこともなく銃弾の雨を掻い潜り、護衛の1人を殴りつける。
鈍い音がして、護衛の1人が動かなくなる。
「ば、化け物め!」
男の言葉に、まるで涙を流して慟哭するかのように巨漢が吼える。
ウォオオオオオオオオオオオオオオオオ
咆哮が部屋に響き渡る。
その咆哮を切り裂くように、鋭く“ヘル”が命令を下す。
「ネメシス……、その男を犯しなさい」
護衛を蹴散らしながら迫りくる執行者の姿に、男は恐怖の悲鳴を上げ、楽しそうに彼女は笑った。
「フェニックプロジェクトの副産物よ。永遠の生とはいかないけど、ネメシスの子を孕んだ宿主は、幼体が体の中身をすべて荒らして、腹を食い破り生まれるまで、死ぬことはないわ。代わりに体を食い荒らされる宿主は激痛を味わうはめになるけど、けど、たったそれだけの代償で少なくとも幼体が生まれるまでの500年間は生存できるわ。肉体が多少損壊しても高速で治癒されるし、死の慈悲が訪れるまではだいぶ時間がかかるわね。アハ、アハハハハハ!」
冥界を司る女帝の笑い声が響き渡る部屋で、すべての護衛を沈黙させたネメシスが男を右腕に生えた触手で捕らえた。
ガンドック第2回のキャンペーンも次回がラストです。
「不死鳥は眠る」の前に行ないました簡易シナリオ「神に至る道」で、どのような方向に進むか大体の分岐は決まりました。
キアーラの誘拐成功か、護衛成功か、それともキアーラがGM社から離脱するのか、詳細は省いて結果だけお伝えするなら、誘拐・護衛どちらも失敗。
キアーラがGM社から離脱し、“ヘル”に精神を蝕まれました。
ラストのシナリオを若干変更して、シナリオを進めます。
しかし、前回のセッション、やはり人数的に7人は多かったですね。活躍できる場面があまりなく消化不良の方もいたかもしれませんが、皆さんひとりひとりが主人公です。参加者の何気ない行動や目覚しい戦果で最終的なシナリオはだいぶ変わります。
さて、次回どうなるのか……、結末はダイスのみが知っています。
* セッション中ファンブルを3回も出したGMですが、その後、その日の内にファンブルを3回、次の日に1回出しました。
ですが、ソレを除けば全体的に出目は安定しておりました。
次回のダイス運がどうなっているのか?
ゲーム時にわかることでしょう。
2008'01.20 (Sun) 00:49
アーカムホラー。
以前も紹介したボードゲームだが、このゲームの中毒性は異常である。
クトゥルーに呪われているとしか思えない。
っーわけで、遊んできました!
D&D2というB級映画を見た後でゲーム開始。
アーカムホラー。
このゲームは探索者と呼ばれるキャラクターを操り、アーカムという町を駆け巡りながら、旧支配者が眠っている間にゲートを封印するというゲームである。
まあ、ゲートを封印しなくても旧支配者を倒すという手段もあるが。
今回の旧支配者はクトゥルー。
彼が眠っている間、すべての探索者は耐久力と正気度の最大値が−1される。
オレはシスターメアリーという探索者で挑戦。
使いやすさはいまひとつだが、個人的にお気に入りキャラクターの1人である。
元々の戦闘力が低い、最初はクルートークンも金もない。
初期装備は十字架と1回使ったらなくなる聖水、ランダムの呪文は武器を強化する「武器強化」、2点の正気度コストを失うが、かなり強いアザートスの呪いを手に入れた。
彼女はもともとの耐久力が低く、クトゥルーの力によりさらに下げられ、耐久力の最大値がなんと2点。
ちょっと弱いザコモンスターでも、舐められただけで死にます。
ゲートの封印にはクルートークンというものが5個ほど必要なのだが、上記の通りシスターメアリーの初期クルートークンは0。ゲートが開かれるたびにクルートークンが出現するので、序盤はソレを集めることが主な目的である。
ここでオレはスピードを最大値まで上げておく。
このゲームの能力値はターンの始めに維持というフェイズがあり、能力値を集中力の数値まで移動することができる。スピード・スニーク・ファイト・ウィル・ロア・ラックの6種類あり、例えば今回のようにスピードを上げると、素早く移動が行なえるが、スニークが下がり、モンスターと遭遇した時、逃げにくくなるといった風になっている。
まあ、序盤は機動力を重視して、モンスターに遭遇しなければ問題ない。
ゲートが開かれるのは神話カードと呼ばれる探索者が全員行動し終わった後に引くカードの影響なのですが、最初のターンだけ、探索者たちが行動する前にカードを引くルールなので、カードを引きます。
そして、ゲートが森に開きました。
モンスター袋から現れたのは「ティンダロスの猟犬」!
しかも移動する。
このゲーム、基本的にモンスターは街路と呼ばれるマスにしか移動しない。
遭遇と呼ばれるマス、例えばシスターメアリーの初期配置場所であるサウスチャーチなどには移動してこない。だが、普通という存在がある以上、例外という存在がある。その例外こそが「ティンダロスの猟犬」この魔犬は、一番近い遭遇マスにいる探索者に襲い掛かるモンスターである。
んで、さらに、神話カードには様々な効果がありまして、能力を上限させる環境や、特定モンスターの能力値が上昇するものなど様々なのがあります。そして、よく見るとそのカードの効果は、モンスター2体をシスターメアリーのいるサウスチャーチ前のマスであるサウスサイドに解き放つというもの。
ナイトゴーントとグールが出現。
最初に書きましたが、シスターメアリーは戦闘用キャラクターじゃありません。
圧倒的に不利な状況で、わはー! わはー! など、狂気に取り付かれたかのように、叫んでおりました。
はたして、探索者の運命はいかに!?
*続かない
2008'01.17 (Thu) 00:40
ガンドック
詳しくはルールブック参照。
再保険会社ワイズの私兵集団、カウンターテロを目的とした精鋭部隊です。
アースガルド
北欧神話の神々が住む地の名をとった組織。
正式なメンバーは少なく、彼らは北欧神話に出てくる怪物の名をコードネームとしています。
“オーガ”“ファントム”は、現在この組織に籍を置いています。
“ガルム”もこの組織に身をおいていたと思われますが、PC達と出会った時は、すでにこの組織を抜けていました。
知名度は低いですが、組織のメンバーたちはみな何かに秀でた実力者で形成されています。
この組織には命令を下す「頭」が存在しません。正式なメンバーが少ないというのもありますが、一番の理由は、彼ら……、いえ、この組織の目的が暴力による利潤の追求ではなく、世界を混乱に導き、楽しむことだからです。この組織にとっては、戦争やテロ行為もゲームのネタでしかありません。究極的には面白ければいいという信念に基づいて、彼らは行動しているからです。誰かからの命令でなく、面白そうだから、楽しそうだから、そういった理由で各メンバーが好き勝手に行動します。
しかし、組織としての最低限の掟があります。
メンバー同士の衝突、資金ルートの情報漏洩は絶対に許しません。
基本的に新規メンバーは、現在のメンバーから能力が認められ勧誘される形になります。また、資金ルート・メンバーの情報を秘匿するならば脱退は自由です。
この組織は、主に欧州を中心に活動しており、小規模なアジトは世界各地にあります。
また、組織の性格上、ガンドックは目の上のたんこぶであり、また楽しそうな玩具として考えられています。
血塗られた十字団
ネオナチのグループ。
彼らのナチス党員であり、裏マーケットを渡り歩いている内に、商人としての性格が強まりました。彼らは「自分たちの活動は軍資金を集めることであり、無敵の武装兵団と偉大なる総統閣下を復活させ、第三帝国による最終戦争を行なうまでの暫定的なものである」と言っていますが、実際はテロリスト相手に兵器を売りさばいている武器商人同然の組織です。
新兵器の開発などを行なっている施設がいくつかあり、テロ兵器の実験などを行なっています。
作中で、リエッタは“オーガ”“ファントム”が所属している組織をアースガルドとは知らず、この組織だと勘違いしたままPCたちに情報を与えました。
ドイツを中心に活動していましたが、現在、組織幹部が全員死亡し、後ろについていた政治的援助者からも見放されたようで、組織の命は風前の灯です。
ゲオルグが所属していた組織ですが、すでに彼はこの組織を見放しています。
グリード&マスク社(通称GM社)
欧州の各貴族・資産家が国境を越えて、ナイトメアストリームに対抗する為に作った評議会制の会社です。
ナイトメアストリームが去った後も、この会社はそのまま体制を維持し、欧州の代表として君臨しています。一部では新型兵器開発なども噂されていますが、表向きには国際的な大企業のひとつです。
一部黒い噂もありますが、ナイトメアストリームの時に各国に大きな援助を行い、バイオテクノロジーを利用した穀物で、多くの人を飢えから救ったことは大きく評価されています。もしもこの企業がなければ、ナイトメアストリームの餓死者は10〜20%ほど増えていたと考えられています。
キアーラはGM社幹部の1人です。
以上、現在セッション中に出てきている主な組織についてです。
その他、適当に、何かありましたら教えてください。
最後に、作中で出てきた島での報告書を一部、紹介します。
プロジェクト
アーク
身体・精神的に強く、老化、病気をしない肉体。
人が至高の存在へ上り詰める計画。
人間を神に作り変える計画。
全プロジェクトの最終目標。
アークプロジェクトと名称。
ナイトメアストリームに対抗し、GM社は上記のプロジェクトを進める。
バベル
アークプロジェクトを成功させるために、最高の環境を用意する必要がある。
ただし、一般への公開は行なわない。
神に対する挑戦と皮肉をかけてバベルプロジェクトと名づける。
このバベルプロジェクトは全部で13の研究施設を建設することを目的とする。
廃棄された研究所を改装し使用する。
「塔」の建設は成功。
バベルプロジェクト終了。
以降、アークプロジェクトを本格的にスタートする。
カイン
アークプロジェクトが難航する。
彼らには、アークプロジェクトの副産物を見てもらい現状では「あの出来損ない」が精一杯と納得してもらうしかない。
しかし、アークプロジェクトはすでに到達不可能と私は考える、私は彼らに研究成果を見せることを、神に最初に嘘をついた男の名からとり、ひそかにカインプロジェクトと名づけることにした。
ダーウィン 種の進化の逆転
「塔」の崩壊。
すでに機能している塔はここだけだ。
まさか、あのようなものが生まれるとは、世間に知られる前に全データを破棄し、ここでプロジェクトを終了させる。
種の進化を唱えたダーウィンの名をとり、ダーウィンプロジェクトと名づける。幸いなのは、人工的にできた遥か古代の獣はこの時代に適応することはできないことだろう。
研究主任、及び研究者89名全員死亡を確認。
「塔」も活動を沈黙。
アークプロジェクトは1年間停滞。
・
・
・
・
・
・
・
ニュクス
アークプロジェクト再開。
知性・精神的な強化実験を試みる。
被検体288名。
255名……精神崩壊、廃人となり廃棄。
22名……発狂、全員24時間以内に自殺。
10名……精神障害、観察後、廃人として廃棄。
1名……知性・精神的な強化に成功。副作用がないか確認の為、観察。
以降、適合者が現れず、プロジェクトを破棄。
オーガ
ニュクスプロジェクトに遅れたが、オーガプロジェクトを始動。
肉体・身体的な強化実験を試みる。
被検体512名
436名……施術後、拒絶反応を起こし死亡、廃棄。
40名……精神に異常、24時間後、暴走、射殺、廃棄。
32名……精神に異常、72時間後、暴走、射殺、廃棄。
3名……精神に異常、336時間後、暴走、射殺、廃棄。
1名……肉体・身体的な強化に成功。契約により外部勢力に引き渡すことになる。裏工作を行なおうとしたが、工作員が全員死亡。
以降、適合者が現れず、プロジェクトを破棄。
フェニックス
ニュクス・オーガの両プロジェクトから得た研究成果を元にフェニックスプロジェクトを開始。
死亡後、薬を投与し、生前と同じように行動・思考が可能かを試みる。
現在、実験中。
死者100名にサンプルを投与。
24時間以内に全員が復活。
しかし、コミュニケーション可能なものは現れず廃棄。
第2・3・4・5実験まで死者は復活するものの、コミュニケーションは不可能。
第5実験で、被検体が5名、突然変異。
わずか数分で6メートル近くの巨人に変化した被検体を“トロール”と名づける。
“トロール”に低いながらも知性を確認。
研究を続行する。
詳しくはルールブック参照。
再保険会社ワイズの私兵集団、カウンターテロを目的とした精鋭部隊です。
アースガルド
北欧神話の神々が住む地の名をとった組織。
正式なメンバーは少なく、彼らは北欧神話に出てくる怪物の名をコードネームとしています。
“オーガ”“ファントム”は、現在この組織に籍を置いています。
“ガルム”もこの組織に身をおいていたと思われますが、PC達と出会った時は、すでにこの組織を抜けていました。
知名度は低いですが、組織のメンバーたちはみな何かに秀でた実力者で形成されています。
この組織には命令を下す「頭」が存在しません。正式なメンバーが少ないというのもありますが、一番の理由は、彼ら……、いえ、この組織の目的が暴力による利潤の追求ではなく、世界を混乱に導き、楽しむことだからです。この組織にとっては、戦争やテロ行為もゲームのネタでしかありません。究極的には面白ければいいという信念に基づいて、彼らは行動しているからです。誰かからの命令でなく、面白そうだから、楽しそうだから、そういった理由で各メンバーが好き勝手に行動します。
しかし、組織としての最低限の掟があります。
メンバー同士の衝突、資金ルートの情報漏洩は絶対に許しません。
基本的に新規メンバーは、現在のメンバーから能力が認められ勧誘される形になります。また、資金ルート・メンバーの情報を秘匿するならば脱退は自由です。
この組織は、主に欧州を中心に活動しており、小規模なアジトは世界各地にあります。
また、組織の性格上、ガンドックは目の上のたんこぶであり、また楽しそうな玩具として考えられています。
血塗られた十字団
ネオナチのグループ。
彼らのナチス党員であり、裏マーケットを渡り歩いている内に、商人としての性格が強まりました。彼らは「自分たちの活動は軍資金を集めることであり、無敵の武装兵団と偉大なる総統閣下を復活させ、第三帝国による最終戦争を行なうまでの暫定的なものである」と言っていますが、実際はテロリスト相手に兵器を売りさばいている武器商人同然の組織です。
新兵器の開発などを行なっている施設がいくつかあり、テロ兵器の実験などを行なっています。
作中で、リエッタは“オーガ”“ファントム”が所属している組織をアースガルドとは知らず、この組織だと勘違いしたままPCたちに情報を与えました。
ドイツを中心に活動していましたが、現在、組織幹部が全員死亡し、後ろについていた政治的援助者からも見放されたようで、組織の命は風前の灯です。
ゲオルグが所属していた組織ですが、すでに彼はこの組織を見放しています。
グリード&マスク社(通称GM社)
欧州の各貴族・資産家が国境を越えて、ナイトメアストリームに対抗する為に作った評議会制の会社です。
ナイトメアストリームが去った後も、この会社はそのまま体制を維持し、欧州の代表として君臨しています。一部では新型兵器開発なども噂されていますが、表向きには国際的な大企業のひとつです。
一部黒い噂もありますが、ナイトメアストリームの時に各国に大きな援助を行い、バイオテクノロジーを利用した穀物で、多くの人を飢えから救ったことは大きく評価されています。もしもこの企業がなければ、ナイトメアストリームの餓死者は10〜20%ほど増えていたと考えられています。
キアーラはGM社幹部の1人です。
以上、現在セッション中に出てきている主な組織についてです。
その他、適当に、何かありましたら教えてください。
最後に、作中で出てきた島での報告書を一部、紹介します。
プロジェクト
アーク
身体・精神的に強く、老化、病気をしない肉体。
人が至高の存在へ上り詰める計画。
人間を神に作り変える計画。
全プロジェクトの最終目標。
アークプロジェクトと名称。
ナイトメアストリームに対抗し、GM社は上記のプロジェクトを進める。
バベル
アークプロジェクトを成功させるために、最高の環境を用意する必要がある。
ただし、一般への公開は行なわない。
神に対する挑戦と皮肉をかけてバベルプロジェクトと名づける。
このバベルプロジェクトは全部で13の研究施設を建設することを目的とする。
廃棄された研究所を改装し使用する。
「塔」の建設は成功。
バベルプロジェクト終了。
以降、アークプロジェクトを本格的にスタートする。
カイン
アークプロジェクトが難航する。
彼らには、アークプロジェクトの副産物を見てもらい現状では「あの出来損ない」が精一杯と納得してもらうしかない。
しかし、アークプロジェクトはすでに到達不可能と私は考える、私は彼らに研究成果を見せることを、神に最初に嘘をついた男の名からとり、ひそかにカインプロジェクトと名づけることにした。
ダーウィン 種の進化の逆転
「塔」の崩壊。
すでに機能している塔はここだけだ。
まさか、あのようなものが生まれるとは、世間に知られる前に全データを破棄し、ここでプロジェクトを終了させる。
種の進化を唱えたダーウィンの名をとり、ダーウィンプロジェクトと名づける。幸いなのは、人工的にできた遥か古代の獣はこの時代に適応することはできないことだろう。
研究主任、及び研究者89名全員死亡を確認。
「塔」も活動を沈黙。
アークプロジェクトは1年間停滞。
・
・
・
・
・
・
・
ニュクス
アークプロジェクト再開。
知性・精神的な強化実験を試みる。
被検体288名。
255名……精神崩壊、廃人となり廃棄。
22名……発狂、全員24時間以内に自殺。
10名……精神障害、観察後、廃人として廃棄。
1名……知性・精神的な強化に成功。副作用がないか確認の為、観察。
以降、適合者が現れず、プロジェクトを破棄。
オーガ
ニュクスプロジェクトに遅れたが、オーガプロジェクトを始動。
肉体・身体的な強化実験を試みる。
被検体512名
436名……施術後、拒絶反応を起こし死亡、廃棄。
40名……精神に異常、24時間後、暴走、射殺、廃棄。
32名……精神に異常、72時間後、暴走、射殺、廃棄。
3名……精神に異常、336時間後、暴走、射殺、廃棄。
1名……肉体・身体的な強化に成功。契約により外部勢力に引き渡すことになる。裏工作を行なおうとしたが、工作員が全員死亡。
以降、適合者が現れず、プロジェクトを破棄。
フェニックス
ニュクス・オーガの両プロジェクトから得た研究成果を元にフェニックスプロジェクトを開始。
死亡後、薬を投与し、生前と同じように行動・思考が可能かを試みる。
現在、実験中。
死者100名にサンプルを投与。
24時間以内に全員が復活。
しかし、コミュニケーション可能なものは現れず廃棄。
第2・3・4・5実験まで死者は復活するものの、コミュニケーションは不可能。
第5実験で、被検体が5名、突然変異。
わずか数分で6メートル近くの巨人に変化した被検体を“トロール”と名づける。
“トロール”に低いながらも知性を確認。
研究を続行する。
2008'01.15 (Tue) 23:05
★ 錆びた刀。
バイオハザードにより、生きる死人が動き回る島に研究データを回収するのが、キアーラ嬢の目的であり、彼女の護衛が表向きの目的。
しかし、百武蔵人(以下クラウド)の目的は違う。
護衛チームに配属された彼の目的は、キアーラの殺害。
理由は“主”からの命令である。
クラウドとキアーラは、だいぶ昔に顔を合わせたことがある。子供の頃になぜか懐かれていた。うまくすればソレを利用できたかもしれない。
だが、護衛をうまく散らすことができず、結局内部にいた裏切り者ダグラスがキアーラを殺そうとするが、幸運にも彼女は生き延びる。
しかし、この幸運は結果ら考えればよい方向にはたらいた。脱出用ボートを動かせる者も護衛にはいたが、あいにくと全員は乗ることができなかったため、キアーラ自身が別のボートを動かすことになる。
そして、島の出口で待ち伏せしていた化け物を打ち倒し、最後のチャンスを得た。
同じボートに乗っていた狙撃手は突然の状況に反応できず、クラウドは太刀を振るう。この死の太刀から逃れられた獲物はいない、しかし、ありえないことが起きた。
はずした!
初撃がはずれた。
情け?
否、そのようなものはない。
ならば……、考えられることはひとつ。
しかし、ソレは後回しだ。
次の一撃はとらえた。
だが、浅い。
驚いた表情のキアーラ。
?
驚き?
確かに驚いた顔に声、だが、何かが違う。長年生きてきた自分には、わかる。
アレは、笑みだ。
諦めでも、失望でもなく、歓喜の……、邪悪な笑み。
何故彼女が、そのような? あの人を疑うことも知らない、正義感だけは一人前の小娘が……、疑問はある。しかし、自分には関係ない。
護衛が銃を向けるが、遅い。
つかまるのはゴメンだ。
だが、生き恥をさらすのはさらに耐えられない。
初撃をはずしたのは、腕の衰え、すでに体に限界がきていたのだろう。
島での激戦で、思うように動かなくなっていたに違いない。
錆びた刀は必要ないだろう。
そして、蔵人は自らに刃を突き立てた。
★ “毒蛇”と呼ばれた少女を少年は語り
花の添えられた墓に、1人の少年が立っていた。
適当に切られた色のない金色の髪と薄い水色の瞳、まだ十代半ばの彼は、背も低く、幼く、ひ弱に見える。
彼が一流の殺し屋だといったとしても、多くのものは信じない。
本当に勘の働くものだけが、血のニオイを見つけることができるだろう。
「いい景色ですね。ここは……、広く綺麗な海が見えます」
そう言って、少年は簡単に一ヶ月ほどやってきたことを話した。あるゲリラに傭兵として雇われたこと、ロシアの元軍人士官と知り合いになったこと、“エッジ”“オーガ”“ファントム”たちの現状。
「いろいろ大変だよ。誰かの命令じゃなく、自分の意思で生きるっていうのは、疲れるし、嫌になることは何度もある。一緒に戦った仲間と別れるのも辛い、けど、やっぱり君がいなくなったのは、一番辛いね……、ボクは“エッジ”みたいに知らない誰かを殺しても、罪の意識とかに悩まされるような繊細な神経はないけど、やっぱり、仲間が死んだのは辛い……」
2年前。
少年と少女は訓練の休憩中に、話をした。
きっかけは思い出せない。
だけど、話した内容を少年は今でも覚えている。
「何のために戦うのか?」
「うん、ボクらは何のために戦っているんだろう?」
その質問に少女は眉をひそめて言った。
「くだらない、そんなこと考えるヒマがあったら、もう少し体術の訓練をしておいた方がいいわ」
「……」
「何、その情けない顔、やめてよ、……あなた、私より年上でしょ?」
よっぽど情けない顔をしていたのか、不愉快そうな顔で彼女は言った。
そんな彼に、少女は言った。
「マスター“ガルム”の為」
「え?」
「聞いたのはあなたでしょ? 戦う理由よ、私は彼の為に戦っている」
その言葉に、少年は尋ねた。
「“ガルム”の為?」
「そうよ。“エッジ”はマスターが『命令を下す』ソレを戦う理由にしているみたいだけど、私は違う。命令だからやるんじゃない。私がマスターの為になりたいから、マスターの為に戦う。例え命令じゃなくても、マスターの為になるなら命令されなくてもなんでもやる。そして、マスターの為に一番なることが戦うこと、邪魔者を殺し、障害物をどかし、マスターの代わりに敵を見つけ、殺し、マスターの代わりに血を流す」
そう少女は言った。
「……な、なんで? 何でそこまでできるの? そこまでして、彼からどんな見返りが得られるの?」
蔑むかのような目で少女は少年を見つめ、言った。
「自分で考えなさい」
その時の、彼女の蔑んだ目の中に多少の哀れみの色が混じっていた。
そこで会話は終わっている。
少女は訓練を再開して、少年はその場を去った。
以後、この話の続きはしていない。
回想は終わり、少年は少女の墓に話しかける。
「そういえば、“ガルム”から服を買ってもらった時、君はとても喜んでいたね」
表情の変化は欠片もなかったが、それでもそれなりの年月を一緒にしていればわかった。
少年は悲しげに微笑んでいった。
「君は、今幸せ?」
戦うこともなく、愛した人の手の中で眠り、幸せだろうか?
「じゃあ、また……、あの時の君が戦う理由がわかったらまたくるよ」
少年は花束を墓に添え、その場所から去る。
★ 光と闇の狭間
なにやら、あわただしく動く人の群れを無視して、ユウトは病院に来た。
病院。
ただし、一般人に開放されているものではない。
ナイトメアストリームにより、様々なゆがみを抱えた日本、しかし、その歪みの中にも使えるものはある。
例えばこの闇医者。
普通の医者のより遥かに高い額を払うことになるが、逆に金さえ払っていれば、普通の医者よりも待遇がいい。もちろん、様々な闇医者がいるが、傭兵のカズマが紹介したこの闇医者はかなり待遇がいい。
“エッジ”、いや「ノゾミ」という名を与えられた少女は、リハビリの途中であった。
「あ、ユウトおにいちゃん! 来てくれたんだ」
列車での事件、島での事件など、色々と精神的にまいっていたが、彼女の笑顔が見られて、生きて帰ってこれ良かったと思う。
この病院の医者からも、医者である自分の目から見ても、両足を動かすのは難しいという結論がでている。だが、右手ならリハビリ次第で日常生活で困ることのないレベルまで戻すことができるかもしれない。
任務の合間を縫って顔を出しているが、今日はノゾミと会話を楽しむ為だけに来たのではない。少し前に偶然知り合いになった研究者ゲオルグから、日本に大規模なテロ行為があると警告されており、ここから出ることをノゾミや病院に話そうと思い来たのだ。
だが、その必要はなくなった。
「ユウトさん、お呼び出しの電話です」
そう看護士に言われ、ノゾミに少し話してくると言い、席を立つ。
電話の相手はゲオルグだった。
「よお、悪いね、せっかくの休暇を邪魔して」
すでに、彼はこの病院を突き止めていた。
だが、ならば何故、最初に接触した時、ノゾミの場所を尋ねるようなマネをしたのだろう?
「ん、いやその場所を知ったのはついさっきだよ。まあ、いいだろ、ソレより朗報だぜ」
なにが朗報なのだろう。
「30分ほど前に、オレの……、俺らの所属している組織が崩壊した」
詳しくたずねると、ゲオルグは楽しそうに喋りだした。
「まあ、正確にはまだ崩壊してはいないんだが、時間の問題だろう。なにせ、幹部全員が死亡、9個あった重要な組織の資金ルートが8個も断たれて、下の連中への指示系統は滅茶苦茶、下部組織はこの事体を知ってほとんどが離反したし、当然、日本へのテロ計画も消えちまったよ」
どうしてそのようなことが起こったのか、ゲオルグにもわからないという。
「世界各地の44箇所で同時に爆弾テロ、まるで“ガルム”の再来だぜ、ちなみに、その44箇所の全部が全部、テロリストの活動拠点、もしくはマフィアの本拠地だよ、たぶんテレビつければやってんじゃねーの?」
確認は後でしておくとして、ゲオルグは続ける。
「だから安心してくれ、日本には俺らは何もしない。……だけど、爆弾マニアのいかれたヤロウがどこに爆弾を仕掛けているかわからんがね」
ゲオルグの組織は消えてしまったが、ゲオルグは裏の世界いる。
そして、ユウトは……
あとがき
まず最初の「錆びた刃」は、今回、最後に一太刀をいれたクラウド!
何で80パーセント近い確率ではずすかな〜、一発当たっていれば確実に死んだのに。
まあ、小説にしやすかったからいいですが。
次の「“毒蛇”と呼ばれた少女を少年は語り」は、ガルムの子供たちで言っていた“ブリッツ”“バイパー”のお話です。
“ガルム”は死んでもキャラが立っていますね〜、むしろ、死んだ後であいつすごいヤツだったんだ〜的な、敵キャラです。
最後、「光と闇の狭間」は、ユウトのお話です。
メールを頂きましたので、なにやら小説を書く気になり、本人の了承を得て、書かせていただきました。
なんだろう、彼はナチュラルに主人公オーラを放っている、たぶん、気のせいではない!?
2008'01.15 (Tue) 00:04
本日、ガンドックの第2期2回目のセッションを終了しました。
GM
ぴろしき
PC
ユウト
ジャック
クラウド
ルーシィ
ユキノ
ヴォルフ
フリューゲル
ボードゲームの要素を加え、個別にミッションを行なう感じで、ほとんどのキャラクターはキアーラの護衛。しかし、中には命を狙っているものや、護衛とかとは全然関係なく情報を狙っているキャラクターなどがいます。
そして、ガンドックのPCが2人死亡しました。
「さるぐつわ事件」
あるNPCが与える情報が、さるぐつわの為に伝えられず、不意打ちを受けたという悲しい事件です。
まあ、色々ありましてメイン目的を完全に達成できたPCはジャック1人。
メイン・サブの両方を達成できたPCはいません。
以下、プレイレポートです。
今回はオープニングが存在しません。
変わりに配られたのは怪しげなカードが2枚。
PCのメイン・サブのミッション。
PCが知っている事前情報。
下記の通りです。
共通情報
・PCたちは研究所・監視所にあるデータを探すキアーラの護衛として、雇われている。
・マーデル島という島でバイオ・ハザード(生物災害)が起きたようである。
・彼女はGM社評議会の最高幹部の一人だが、一番年が若く、厄介ごとをよく押し付けられる。今回の事件も彼女が問題を処理することになった。
・一緒に行動するダグラスは、キアーラが唯一信頼する直属の兵士である。
・若くして成功した彼女は外にも中にも敵が多い。
・特別に前金で成功失敗に関係なく報酬は2万、成功で3万。
・護衛は全員キアーラの顔見知りである。
・PCたちは1・2のどちらかの地点に小型船で上陸する。
ユウトのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成です。キアーラの耐久力が半分以下の場合、ミッションは半達成です。
サブ
“オーガ”“ファントム”が死んでいなければミッション達成です。
どちらか1人でも死ねば、ミッションは失敗です。
ユウトの事前情報
“ガルムの子供たち”である“オーガ”“ファントム”もマーデル島に来ているらしい。だが、彼らが何をしに来ているかはわからない。
元々このウィルスは万病を癒すために作られたらしい。
マーデル島には、以前の列車テロで使われたのと同じウィルスが使われているらしく。今回のミッションで護衛する女性は、その時に捕まっていたキアーラである。
ジャックのミッション
メイン
研究所・監視所データの奪取。
他のメンバー(NPCを含む)にデータを取られてはいけません。正確には、ミッション終了時に、資料を自分が持っていることが条件です。1つしか持てなかった場合、ミッションは半達成です。
サブ
仲間(PCのみ)を死なせてはいけません。誰か1人でも死ねばミッションは失敗です。
ジャックの事前情報
家族が人質に取られており、研究所のデータを持っていかななければ家族の命はない。(公開不可)
研究所のデータを破壊しようとしている奴がいる。チームの中にいるのかもしれないし、他の勢力のメンバーかもしれない。あるいはその両方かも知れない。
キアーラとは、数年前にネット上で知り合い、リアルで知り合ったのはある厄介な交渉中の時に助けてもらった時である。その後、何度も助けたり助けられたりの関係。
クラウドのミッション
メイン
キアーラの殺害。
自らが手を下さなくても、彼女がミッション終了時までに死ねば、ミッション達成です。耐久力を半分以下にしていれば、ミッションは半達成です。
サブ
研究所のデータの破壊。
ミッション終了時に、研究所のデータを誰か(NPCを含む)が持っていた場合、ミッションは、失敗です。
クラウドの事前情報
ガンドックのヴォルフは、すでに裏切りものが一人いるという情報を知っている。ただし、自分だとは気がつかれていない。
キアーラ以外にもチームの中で、研究所のデータを狙っているらしい。
研究所のデータを狙い、他にも組織が動き出しているらしい。
キアーラとは、5年前に会ったことがある。彼女は自分に懐いていたから、一緒に行動する機会もあるかもしれない。
ルーシィのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成です。キアーラの耐久力が半分以下の場合、ミッションは半達成です。
サブ
リエッタに協力してあげましょう。彼女がミッション達成していれば、このミッションは達成です。
もちろん、彼女が死んでいる場合、ミッションは失敗します。
ルーシィの事前情報
キアーラとは幼少の頃、上流階級のパーティーで話したことがある。その時に友人になり、その後、傭兵時代に何度か手助けしてもらったこともあり、逆に助けられたこともある。
あなたは彼女との友情の証としてもらったペンダントがある。あなたはキアーラとのコネクションを得る。また、彼女とのコネクションには維持費はかからず、魅力による維持とは扱わない。ペンダントが破壊された時、この効果は失う。
ユキノのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成ですが、完全なミッション達成は耐久力が半分以上残っていることです。
サブ
仲間(PCのみ)を死なせてはいけません。誰か1人でも死ねばミッションは失敗です。
ユキノの事前情報
マーデル島には、以前列車テロで使われたのと同じウィルスが使われているらしく。今回のミッションで護衛する女性は、その時に捕まっていたキアーラである。
ヴォルフのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成ですが、完全なミッション達成は耐久力が半分以上残っていることです。
サブ
キアーラが研究所・監視所データを収入していることです。
ミッション終了時に彼女がどちらか片方でもデータも収入していない場合、ミッションは失敗です。
ヴォルフの事前情報
キアーラには敵が多い、今回のミッションで一緒に行動する奴の中に、キアーラを狙っている奴がいる。1人かもしれないし複数かもしれない。
研究所のデータを狙っている組織があるらしく、そのエージェントが先に島に向かったらしい。
マーデル島には、以前列車テロで使われたのと同じウィルスが使われているらしく。今回のミッションで護衛する女性は、その時に捕まっていたキアーラである。
フリューゲルのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成です。キアーラの耐久力が半分以下の場合、ミッションは半達成です。
サブ
キアーラを除く味方・中立NPCが死んでいなければミッション達成です。誰か1人でも死ねば、ミッションは失敗です。
フリューゲルの事前情報
マーデル島には、以前列車テロで使われたのと同じウィルスが使われているらしく。今回のミッションで護衛する女性は、その時に捕まっていたキアーラである。
情報量が多いプレイヤー、少ないプレイヤー様々ですが、キアーラとの関係を除く事前情報は、公開するたびに不利になっていく仕様です。
そして、2グループに別れ、ミッションを進めていきます。
ジャック率いるAチームは、フリューゲルがエンストしすぎて、港の近くでゾンビ集団に道を塞がれる。ある組織の依頼を受けて情報を狙うNPCリエッタと出会い、居住区で巨大な化け物“トロール”と出会う。
一方、ユキノ率いるBチームは護衛対象のキアーラがおり、ヴォルフが前線で頑張りながらデータを回収してヘリを発見する。コイツに乗り移動する(脱出用でしたが、まあ別にいいです。ルート的に1→研究所→監視所→脱出の流れではなかったので)。
“トロール”の群れから逃げ切ったAチームはBチームがヘリを手に入れたのを知り、そのまま研究所で合流を通信機で伝えます。そして、リエッタと別れ、研究所に向かうAチームに再び“トロール”が襲い掛かります。逃げ出す一行に待ち伏せした別の“トロール”が2体!
しかし、そこに“オーガ”“ファントム”が現れ、“トロール”をグレネードランチャーで吹き飛ばします(彼らはジャックのサポート役です。ただし、この時点ではジャックはそのことを知りません)。彼らにより、Aチームは研究所につきます。
そして、“オーガ”“ファントム”は“トロール”の足止めに向かいます。
A/Bチームは合流しましたが、チームわけでもめている間にリエッタは研究所のゾンビを掃討し、研究施設の防備を突破します。このまま彼女がデータを取れるかと思いましたが、残念ながら研究所を警備している“マンティコア”の方が強力でした。やはり、たった一人では厳しかったです(GMがこっそり判定していました。リエッタはかなりの経験点で成長させていますので、ほとんどすべての銃火器・格闘・武器戦闘が使用できます。専門職には負けますが、情報・運転などの専門技能も行なえます)。
っーわけで、PCたちは一部がヘリに残り、残りは研究所を調べに、“マンティコア”にやられたリエッタをみます。とりあえずリヴァイブで蘇生の方向に話しは進みます。しかし、よく考えとくべきでした。クラスアーツは1回しか使えません。ここで果たして使ってよかったのか?
ヘリに残ったキアーラがリヴァイブをしに行きますが、ここで、護衛についていたNPCのダグラスが裏切ります。至近距離から急所狙いでキアーラを撃ちぬきます。
致死判定を行いますがまだ生きている。
ダグラスと一緒に行動していたルーシィのみが一対一で戦闘開始です。
コンバットセンスで先制をとり、ダグラスは速攻を行います。
まあ、装備しているものはそれほど強くない。
やがて、他のPCもかけつけてきます。
こうなるとさすがに不利です。
哀れ、2ラウンドで決着がついてしまいました。
“トロール”を掃討した“オーガ”“ファントム”も合流します。
その後、ヘリを破棄して研究所・実験室をめぐります。
暴走して実験室から逃げ出した“トロール”たちの足止めは再び“オーガ”“ファントム”です。
地下にあるボートで脱出を試みますが、リエッタを倒した“マンティコア”が襲い掛かります。
ここで、PCたちにNPCであるダグラスが生きており、捕虜としていれば警告を行うこともできるのですが……、ルーシィがさるぐつわをしていました!
喋ろうとした瞬間、なるほど、さるぐつわをしていたのならば警告はできないなと判断。感知は−50の修正で行なうことになります。まあ、無理ですよね。そして、スナイパーの1人フリューゲルが哀れ、酸の餌食になりました。
スナイパーを失ったボートの命は風前の灯。
しかし、ここでユキノのプレイヤーが提案を行ないます。操縦を行い、うまくこの苦境を脱出できるかどうかというものです。正直、完全に予想外でしたが、いいでしょう。GMはチャンスを求める人には寛大です。
確実に不可能ではければ叶えます。
つまり、判定してもいいことにしました。
リミットは5、カウントダウン方式で各レンジの修正は、−20・−20・−40・−40・−40です。
専門職のクラスでも難しい。
しかし、一度簡単なチャンスを逃しているわけですから、これくらいはさせてもらいます。
正直、今回のセッションは人が多く死ぬな〜っと思いました。
ですが、ユキノはやりやがりました!
なんと、不可能かと思われた判定をことごとく成功していきます。
なんだか神様の姿を見た気分です。
しかたがないので、ヴォルフに1回ダメージを与え、今度は後方にいるボートに向かいます。
ここで、ルーシィがTRSをクリア!
“マンティコア”を撃破しました。
そして、島から脱出したボートの上で、キアーラが研究所のデータを渡すように、ジャックに要求します。交渉の判定の結果、達成値はジャックの方が強く渡せません。逆にジャックがキアーラにデータを渡すように要求します。ここで殺し文句のクラスアーツをジャックが使用、達成値が上がったため、僅差でキアーラの敗北。
データを奪われます。
そして次の瞬間、クラウドがキアーラに斬りかかります。
とっさのことで状況把握ができず、PCたちは固まります。
フォーネラルソングでダメージを上昇させて、1撃目ははずしましたが、2撃目をヒットさせ、一気にキアーラの耐久力を0点以下にします。
致死判定は行いましたが、残念ながらキアーラは生きています。
任務達成に失敗したクラウドは、その場で海に飛び込み、自害します。
ジャックは“オーガ”“ファントム”の手引きで逃げます。
そして、各人のエンディングへ……
いや、新しい試みを色々しましたが、皆さんが楽しんでいただければ幸いです。
次回のセッションの予定は、ガンドック第2期のラストミッション、「不死鳥は眠る」です。
とりあえず、バイオハザードな感じなのは次回で終わりです。
さて、皆さんお楽しみの18禁シリーズは追記にあります。
利用規約はいつもの通り、携帯じゃ見られないみたいです。PCでお願いします。
キーワードは「永遠」、屈辱的に責められるキアーラ、蹂躙されるリエッタ、BLとして“ブリッツ”“ファントム”のからみ、オジサマが好きな人のためにワディムも用意しました。
では、見たい人は追記をクリックしてください。各人、いつもどおり自己責任でお願いします。
GM
ぴろしき
PC
ユウト
ジャック
クラウド
ルーシィ
ユキノ
ヴォルフ
フリューゲル
ボードゲームの要素を加え、個別にミッションを行なう感じで、ほとんどのキャラクターはキアーラの護衛。しかし、中には命を狙っているものや、護衛とかとは全然関係なく情報を狙っているキャラクターなどがいます。
そして、ガンドックのPCが2人死亡しました。
「さるぐつわ事件」
あるNPCが与える情報が、さるぐつわの為に伝えられず、不意打ちを受けたという悲しい事件です。
まあ、色々ありましてメイン目的を完全に達成できたPCはジャック1人。
メイン・サブの両方を達成できたPCはいません。
以下、プレイレポートです。
今回はオープニングが存在しません。
変わりに配られたのは怪しげなカードが2枚。
PCのメイン・サブのミッション。
PCが知っている事前情報。
下記の通りです。
共通情報
・PCたちは研究所・監視所にあるデータを探すキアーラの護衛として、雇われている。
・マーデル島という島でバイオ・ハザード(生物災害)が起きたようである。
・彼女はGM社評議会の最高幹部の一人だが、一番年が若く、厄介ごとをよく押し付けられる。今回の事件も彼女が問題を処理することになった。
・一緒に行動するダグラスは、キアーラが唯一信頼する直属の兵士である。
・若くして成功した彼女は外にも中にも敵が多い。
・特別に前金で成功失敗に関係なく報酬は2万、成功で3万。
・護衛は全員キアーラの顔見知りである。
・PCたちは1・2のどちらかの地点に小型船で上陸する。
ユウトのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成です。キアーラの耐久力が半分以下の場合、ミッションは半達成です。
サブ
“オーガ”“ファントム”が死んでいなければミッション達成です。
どちらか1人でも死ねば、ミッションは失敗です。
ユウトの事前情報
“ガルムの子供たち”である“オーガ”“ファントム”もマーデル島に来ているらしい。だが、彼らが何をしに来ているかはわからない。
元々このウィルスは万病を癒すために作られたらしい。
マーデル島には、以前の列車テロで使われたのと同じウィルスが使われているらしく。今回のミッションで護衛する女性は、その時に捕まっていたキアーラである。
ジャックのミッション
メイン
研究所・監視所データの奪取。
他のメンバー(NPCを含む)にデータを取られてはいけません。正確には、ミッション終了時に、資料を自分が持っていることが条件です。1つしか持てなかった場合、ミッションは半達成です。
サブ
仲間(PCのみ)を死なせてはいけません。誰か1人でも死ねばミッションは失敗です。
ジャックの事前情報
家族が人質に取られており、研究所のデータを持っていかななければ家族の命はない。(公開不可)
研究所のデータを破壊しようとしている奴がいる。チームの中にいるのかもしれないし、他の勢力のメンバーかもしれない。あるいはその両方かも知れない。
キアーラとは、数年前にネット上で知り合い、リアルで知り合ったのはある厄介な交渉中の時に助けてもらった時である。その後、何度も助けたり助けられたりの関係。
クラウドのミッション
メイン
キアーラの殺害。
自らが手を下さなくても、彼女がミッション終了時までに死ねば、ミッション達成です。耐久力を半分以下にしていれば、ミッションは半達成です。
サブ
研究所のデータの破壊。
ミッション終了時に、研究所のデータを誰か(NPCを含む)が持っていた場合、ミッションは、失敗です。
クラウドの事前情報
ガンドックのヴォルフは、すでに裏切りものが一人いるという情報を知っている。ただし、自分だとは気がつかれていない。
キアーラ以外にもチームの中で、研究所のデータを狙っているらしい。
研究所のデータを狙い、他にも組織が動き出しているらしい。
キアーラとは、5年前に会ったことがある。彼女は自分に懐いていたから、一緒に行動する機会もあるかもしれない。
ルーシィのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成です。キアーラの耐久力が半分以下の場合、ミッションは半達成です。
サブ
リエッタに協力してあげましょう。彼女がミッション達成していれば、このミッションは達成です。
もちろん、彼女が死んでいる場合、ミッションは失敗します。
ルーシィの事前情報
キアーラとは幼少の頃、上流階級のパーティーで話したことがある。その時に友人になり、その後、傭兵時代に何度か手助けしてもらったこともあり、逆に助けられたこともある。
あなたは彼女との友情の証としてもらったペンダントがある。あなたはキアーラとのコネクションを得る。また、彼女とのコネクションには維持費はかからず、魅力による維持とは扱わない。ペンダントが破壊された時、この効果は失う。
ユキノのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成ですが、完全なミッション達成は耐久力が半分以上残っていることです。
サブ
仲間(PCのみ)を死なせてはいけません。誰か1人でも死ねばミッションは失敗です。
ユキノの事前情報
マーデル島には、以前列車テロで使われたのと同じウィルスが使われているらしく。今回のミッションで護衛する女性は、その時に捕まっていたキアーラである。
ヴォルフのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成ですが、完全なミッション達成は耐久力が半分以上残っていることです。
サブ
キアーラが研究所・監視所データを収入していることです。
ミッション終了時に彼女がどちらか片方でもデータも収入していない場合、ミッションは失敗です。
ヴォルフの事前情報
キアーラには敵が多い、今回のミッションで一緒に行動する奴の中に、キアーラを狙っている奴がいる。1人かもしれないし複数かもしれない。
研究所のデータを狙っている組織があるらしく、そのエージェントが先に島に向かったらしい。
マーデル島には、以前列車テロで使われたのと同じウィルスが使われているらしく。今回のミッションで護衛する女性は、その時に捕まっていたキアーラである。
フリューゲルのミッション
メイン
キアーラの護衛。
キアーラが死んでいなければ、ミッション達成です。キアーラの耐久力が半分以下の場合、ミッションは半達成です。
サブ
キアーラを除く味方・中立NPCが死んでいなければミッション達成です。誰か1人でも死ねば、ミッションは失敗です。
フリューゲルの事前情報
マーデル島には、以前列車テロで使われたのと同じウィルスが使われているらしく。今回のミッションで護衛する女性は、その時に捕まっていたキアーラである。
情報量が多いプレイヤー、少ないプレイヤー様々ですが、キアーラとの関係を除く事前情報は、公開するたびに不利になっていく仕様です。
そして、2グループに別れ、ミッションを進めていきます。
ジャック率いるAチームは、フリューゲルがエンストしすぎて、港の近くでゾンビ集団に道を塞がれる。ある組織の依頼を受けて情報を狙うNPCリエッタと出会い、居住区で巨大な化け物“トロール”と出会う。
一方、ユキノ率いるBチームは護衛対象のキアーラがおり、ヴォルフが前線で頑張りながらデータを回収してヘリを発見する。コイツに乗り移動する(脱出用でしたが、まあ別にいいです。ルート的に1→研究所→監視所→脱出の流れではなかったので)。
“トロール”の群れから逃げ切ったAチームはBチームがヘリを手に入れたのを知り、そのまま研究所で合流を通信機で伝えます。そして、リエッタと別れ、研究所に向かうAチームに再び“トロール”が襲い掛かります。逃げ出す一行に待ち伏せした別の“トロール”が2体!
しかし、そこに“オーガ”“ファントム”が現れ、“トロール”をグレネードランチャーで吹き飛ばします(彼らはジャックのサポート役です。ただし、この時点ではジャックはそのことを知りません)。彼らにより、Aチームは研究所につきます。
そして、“オーガ”“ファントム”は“トロール”の足止めに向かいます。
A/Bチームは合流しましたが、チームわけでもめている間にリエッタは研究所のゾンビを掃討し、研究施設の防備を突破します。このまま彼女がデータを取れるかと思いましたが、残念ながら研究所を警備している“マンティコア”の方が強力でした。やはり、たった一人では厳しかったです(GMがこっそり判定していました。リエッタはかなりの経験点で成長させていますので、ほとんどすべての銃火器・格闘・武器戦闘が使用できます。専門職には負けますが、情報・運転などの専門技能も行なえます)。
っーわけで、PCたちは一部がヘリに残り、残りは研究所を調べに、“マンティコア”にやられたリエッタをみます。とりあえずリヴァイブで蘇生の方向に話しは進みます。しかし、よく考えとくべきでした。クラスアーツは1回しか使えません。ここで果たして使ってよかったのか?
ヘリに残ったキアーラがリヴァイブをしに行きますが、ここで、護衛についていたNPCのダグラスが裏切ります。至近距離から急所狙いでキアーラを撃ちぬきます。
致死判定を行いますがまだ生きている。
ダグラスと一緒に行動していたルーシィのみが一対一で戦闘開始です。
コンバットセンスで先制をとり、ダグラスは速攻を行います。
まあ、装備しているものはそれほど強くない。
やがて、他のPCもかけつけてきます。
こうなるとさすがに不利です。
哀れ、2ラウンドで決着がついてしまいました。
“トロール”を掃討した“オーガ”“ファントム”も合流します。
その後、ヘリを破棄して研究所・実験室をめぐります。
暴走して実験室から逃げ出した“トロール”たちの足止めは再び“オーガ”“ファントム”です。
地下にあるボートで脱出を試みますが、リエッタを倒した“マンティコア”が襲い掛かります。
ここで、PCたちにNPCであるダグラスが生きており、捕虜としていれば警告を行うこともできるのですが……、ルーシィがさるぐつわをしていました!
喋ろうとした瞬間、なるほど、さるぐつわをしていたのならば警告はできないなと判断。感知は−50の修正で行なうことになります。まあ、無理ですよね。そして、スナイパーの1人フリューゲルが哀れ、酸の餌食になりました。
スナイパーを失ったボートの命は風前の灯。
しかし、ここでユキノのプレイヤーが提案を行ないます。操縦を行い、うまくこの苦境を脱出できるかどうかというものです。正直、完全に予想外でしたが、いいでしょう。GMはチャンスを求める人には寛大です。
確実に不可能ではければ叶えます。
つまり、判定してもいいことにしました。
リミットは5、カウントダウン方式で各レンジの修正は、−20・−20・−40・−40・−40です。
専門職のクラスでも難しい。
しかし、一度簡単なチャンスを逃しているわけですから、これくらいはさせてもらいます。
正直、今回のセッションは人が多く死ぬな〜っと思いました。
ですが、ユキノはやりやがりました!
なんと、不可能かと思われた判定をことごとく成功していきます。
なんだか神様の姿を見た気分です。
しかたがないので、ヴォルフに1回ダメージを与え、今度は後方にいるボートに向かいます。
ここで、ルーシィがTRSをクリア!
“マンティコア”を撃破しました。
そして、島から脱出したボートの上で、キアーラが研究所のデータを渡すように、ジャックに要求します。交渉の判定の結果、達成値はジャックの方が強く渡せません。逆にジャックがキアーラにデータを渡すように要求します。ここで殺し文句のクラスアーツをジャックが使用、達成値が上がったため、僅差でキアーラの敗北。
データを奪われます。
そして次の瞬間、クラウドがキアーラに斬りかかります。
とっさのことで状況把握ができず、PCたちは固まります。
フォーネラルソングでダメージを上昇させて、1撃目ははずしましたが、2撃目をヒットさせ、一気にキアーラの耐久力を0点以下にします。
致死判定は行いましたが、残念ながらキアーラは生きています。
任務達成に失敗したクラウドは、その場で海に飛び込み、自害します。
ジャックは“オーガ”“ファントム”の手引きで逃げます。
そして、各人のエンディングへ……
いや、新しい試みを色々しましたが、皆さんが楽しんでいただければ幸いです。
次回のセッションの予定は、ガンドック第2期のラストミッション、「不死鳥は眠る」です。
とりあえず、バイオハザードな感じなのは次回で終わりです。
さて、皆さんお楽しみの18禁シリーズは追記にあります。
利用規約はいつもの通り、携帯じゃ見られないみたいです。PCでお願いします。
キーワードは「永遠」、屈辱的に責められるキアーラ、蹂躙されるリエッタ、BLとして“ブリッツ”“ファントム”のからみ、オジサマが好きな人のためにワディムも用意しました。
では、見たい人は追記をクリックしてください。各人、いつもどおり自己責任でお願いします。
2008'01.11 (Fri) 01:01
唐突だが、オレのTRPGシナリオ作成は相当荒っぽい。
あらすじ、出てくる敵、大まかな流れ、おわり
上記の事柄が箇条書きにされている用紙が1〜2枚
敵のデータが1枚ほど
以上である。
しかし、大体の場合、これでうまくいく。
決めていない事柄はその場の雰囲気で決めればいいだろうし、PCたちの行動を予測するなど無駄だというのは、初めてGMをやったときに気がついた。
人数が多い場合、大多数の意見に流される場合が多いが、あくまで多いだけであって、周りと違う行動をとるPCも当然いる。そして、そういった型にはまらない行動はGMとしては楽しくてしょうがない。まあ、他のPCとして迷惑でしかないだろうが、そのあたりはゲームであるので、あまり尾を引かないように。
ソレはともかく、上記のような簡単な作成方法のため、シナリオ自体はすぐにできる。
しかし、実際に日にちが近くならないと細部を突き詰める気が起きない。これは、テスト前になると勉強しようとする感じによく似ている。もしくは、締め切りが近くなっているのにまだあんまりかけていないときの心境に近い。
その点、シナリオは作りやすいのが救いだ。小説のような描写なども必要ないし、誰かに見せる必要もない。
突き詰めると、色々と細部にギミックを施すこともできる。
つい先ほど、他の要素を付け加えたところである。
アルアリード風の製作を遅らせ、ルナティックを書かず、何故このようなことをしているのかというと、ずばり楽しいからである。
だが……、なんだかどんどんバイオハザード臭が高くなってきている。
っか、バイオハザードじゃん!
ニコニコでバイオハザードのプレイ動画なんか見たのがいけなかったのかもしれない。
PCの中にウェスカーがいる?
ま、まあいいか、んで、せっかくなのでオリジナルの簡易NPCを製作中……
追記
神ゲーだかクソゲーだかわからないのですが、アヤカシというエロゲーを購入しました。
ついでにイエサブのTRPGコーナーでまたキャラミニチュアを……、外人のTRPGプレイヤーがいてなんだか彼らに親近感を芽生えた今日この頃です。ただ、どう見ても50歳くらいのオジサンでしたが……
2008'01.10 (Thu) 01:04
2008年、5年前におきたナイトメアストリームと呼ばれる異常気象により、農作物は大打撃を受け、ほぼ全世界に貧困が襲った。
生きる為に、多くの人が何かを犠牲にし、何かを捨て、何かを失った。
内戦や紛争のつき無い中央アフリカ諸国のある場所に、地図にもなく、名も知られていない小さな集落がある。深い密林と険しい山で外界から隔絶された小さな谷間に、十数件の小屋が肩を寄せ合ってひっそりと建っている、そんな集落だ。
そこでは、数人の子供たちが大人相手にじゃれあうように遊んでいた。
いや、違う。
彼らの顔には明るい表情がかけている。動き回る動作は極めて俊敏で真剣そのものである。身を隠し、敵に接近し、倒す訓練をしている。
「彼らの様子はどうですか?」
その様子を見ていた車椅子に乗った男が、子供たちの訓練を担当している男に聞いた。
「負傷したものが何人かいる。このまま『処分』だろう」
ぶっきらぼうに言いながら、男は子供に組み付かれている大人に次の指示を出す。
その指示に従い、大人は容赦なく子供たちを大地に叩きつけ、しがみついていた子供を薙ぎ払う。
「切り捨てるのですか?」
「必要なのは頭数じゃない。優秀な人材だ。上達する見込みがないものは早々に『処分』する」
処分。
この世界において、処分とは殺すことではない。
あっさり殺されたならマシなものである。多くの場合は、体を切り刻まれ、臓器のほとんどを取り出され、新しい実験の材料になる。見た目がそれなりならば、精神を壊されて男娼や娼婦として売り飛ばされる。
指導官の言った恐ろしい言葉に意味を理解しながらも、車椅子の男は気にすることなく言った。
「優秀な人材ですか……、例えばあのリエッタのような?」
「そうだな、アイツはまさに天才だった。アレは100年に1人の逸材だな」
指導官の言葉を、車椅子の男はかみ殺すように笑う。
「何がおかしい?」
「いや、失礼……、ただ、同じ人間なのですから、彼女と彼らにそれほど違いがあるとは思えないのですが」
その言葉に、指導官はフンと鼻を鳴らして言う。
「実際にヤツと戦えばその考えも変わるさ、デルタフォースの1小隊をあの女はたったの6歳で全滅させたんだぞ、十数年という歳月をかけて技を磨いて、体を鍛えたヤツらを、最高の装備で身を固めたヤツらを……たった6歳の飢餓だ! 結局、努力なんてものは天才的な才能の前には役に立たないってことだ。だから、我々はあの小娘と同等の才能を持つ人材を集めなくてはいけないんだよ」
車椅子の男は、不思議そうな顔で言う。
「そうですか、しかし、その娘も銃に撃たれれば死ぬでしょ? ソレができなかったのは単にその小隊が……」
続きを言うことはできなかった。
指導官が車椅子の男の首を掴み、首を絞めるかのような状態のまま、車椅子から引きずり上げたからである。
「“ガルム”! このオカマ野郎が! テメェになんぞ、銃も持てねぇ腰抜けが、少しばかり器用な指先を持っているからって、調子に乗っているんじゃねぇぞ! あの餓鬼が天才じゃなきゃ、アイツらが弱かったって言うのか? ふざけんな! 俺と一緒に死線を潜り抜けてきた奴らが弱かっただと? 次に言って見やがれ、その……」
そこまで言って、男の言葉が止まる。
無力な男の視線に、“ガルム”の視線に圧されるかのように、男の言葉が止まる。
「……て、てめぇ」
「どうしました? 手が震えていますよ?」
“ガルム”の視線に、恐怖している。
百戦錬磨の元デルタフォースに所属していた自分が、このそのまま掴めば折れてしまいそうな線の細い男の視線に圧されて、何も喋ることができない。
――喰われる。
本能が叫んだ。
逃げろ、逃げろ、逃げろ、今すぐ手を離し、この場から逃げ去れと。
だがしかし、体が言うことをきかない。
恐怖で動かない。
結論から言えば、何も起こらなかった。先に引いたのは車椅子の男“ガルム”だ。
「やめましょう」
その一言で、男は何も言わず、ゆっくりと男を車椅子に座らせる。
「本題に入りましょうか、あなたの言うところの『処分』されそうなモノを引取りに来ました。誰がそうですか?」
何も言わず、指導官は子供たちの相手をしていた男を呼ぶと、“ガルム”を倉庫のような今にも壊れそうなボロ屋に案内させる。
「ここです」
男がドアを開けると、そこには二人の男の子と三人の女の子がいた。
みな、目が一様に虚ろで、何日も何も食べておらず、何も飲んでいないのだろう。体のところどころ傷つき、まともな手当てもされていないので体の一部が壊死しそうなものもある。
「……まずいですね」
“ガルム”の言葉に、男が反応する。
「なにか、問題でも?」
「いえ、こちらのことです」
そう言って、男に彼らを運ぶように言う。
乱暴に立たされ、アルは引きずられるように彼らはガルムの乗ってきた小型のジープに載せられる。
ジープを操縦するのは、当然、“ガルム”ではなく、彼の弟子を自称する青年である。
「ソレでは、確かに引き渡した」
「ええ、確かにお預かりしました」
そして、彼らを乗せたジープは、そのまま道なき道を進む。
ある程度、地図にもない集落からはなれたところで、傍聴などを気にしていた青年が何も仕掛けられていないことを確認した後、首尾を聞いた。
「先生、どうでした?」
「このまますぐに医療施設のある場所に移動してもらえますか? だいぶ放置されているので、このままでは使い物にならなくなりそうです」
その言葉に青年は少し考えた後、こう答える。
「グリード・マスク・カンパニーの医療施設ですかね、多分かなりの額を請求されるでしょうけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
“ガルム”の言葉に、青年は「わかっていて聞きました」と答える。
「それにしても、わかりません先生。彼らの仕事を手伝った報酬として、現金の換わりに受け取るのが、あんな子供たちなんて、いったいどうしたんですか?」
「いえ、最近自分の手足がほしいと思いまして」
青年は頬を膨らませて言い返す。
「ボクだけでは役不足ですか?」
「はい、特に戦闘方面ではまったくといっていいほどに」
“ガルム”は一刀両断するかのように言って、急ぐように伝える。
だが、青年はまだ納得いかないようだ。
「でも、私兵ならプロの傭兵でも雇えば……、仮に彼らの身請けをするならもう少し優秀な人材の方が……、よりによっておちこぼれを拾うなんて、どうかしていますよ」
「くくく、アナタもあそこの教官さんと同じようなことを言うのですね」
そう言って、“ガルム”は楽しそうに笑う。
「何がおかしいのですか、先生?」
「たかだか才能でしょ、そんなもの、いくらでも追い抜けますよ」
青年は“ガルム”の言葉を聞いて、そんなものだろうかと考えながら、ジープの速度を上げた。
2016年。
この時、“ガルム”に拾われた少年少女が後に、彼の手足として活躍することになる“ガルムの子供たち”である。
十代半ばの少年少女でありながら、世界最高レベルの私兵集団ワイズエージェント(通称ガンドック)を相手に互角以上に戦いぬいた彼らは、8年前、ある犯罪組織により、ゴミとして切り捨てられた少年少女でもあった。
P.S.
次は“ブリッツ”“バイパー”の話でも、……ルナティックが終わらない件について、無視してくれ。
2008'01.07 (Mon) 23:26
皆さんテストが急がしそうなので、敵キャラのデータつくりでも行ないながら、部室で時間を潰していました。
キャラクターと同じくらいで敵キャラを作る。
ガンドックの場合、バランスが難しいです。
たとえ、経験点を100点つぎ込んでキャラクターを作っても、経験点ゼロの戦闘系PCが3人いれば、勝つのは難しいかと思います。
ですから、こちらも複数人数が必要になるわけですが、多すぎても話になりません。同数PCと同じ能力のキャラクターがいれば、どちらが勝つにしても被害は甚大でしょうから、それはまあ、前回のセッションをやった人ならわかるかと思います。
レイフィールドは耐久力が60点あり、アーマーにより防御点が3点もありましたが、1ターンが終了した時には、“ブリッツ”“バイパー”の集中攻撃により、残りの耐久力はわずか2点という悲惨な状態でした。
このあたりが、やはりファンタジー系TRPGとの違いでしょうか、防御魔法も無いので、ダメージの軽減もできませんし……。
何度も書きましたが、やはりこのシビアさがウリなのでしょうね。
たぶん、次回のシナリオ、1人くらい死ぬかもしれない。
しかし、やはりわかっちゃいましたが、PCの援護系は少ない。
まあ、援護系のPCばかりも困るのですが……
というわけで、作りました! 援護系NPC、オペーレーター・メディック、これがいれば多少はミッションが楽になると思います。
次回のシナリオ名は「ゾンビのなく頃に」……、ではなく、「死人は眠らない」です。
キーワードは「フェニックス計画」「孤島」「救出」
さ〜って、煮詰めておきますか!
んで、ここから先は、お久しぶりの18禁コーナー
テーマは「調教」
“ガルム”にお仕置きされる、彼の配下の姿が見られます。
“エッジ”“バイパー”“オーガ”はもちろんのこと、ショタが好きな人の為に“ブリッツ”君のやばい画像もあります。残念ながら“ガルム”“ファントム”の画像はありませんが、利用規約はいつもの通り、現実と空想の区別がついて、人様に迷惑をかけないこと、当然18歳未満の人は禁止です。
んじゃ規約を守れる人だけ、追記をクリックしてください。
ちなみに、PCの方が綺麗に見れますよ。
2008'01.07 (Mon) 00:55
さてさて、ガンドックが盛り上がっております。
しかし、まさか……エンディングで伏線が勝手に出てくるとは予想外でした!
っーわけで、第一期のガンドック反省会というわけで、第一期のひとりでツッコミ&いいわけと、NPCのショートストーリーを始めます〜
わ〜、ぱちぱち
☆ では、さっそくですが、「フェニックス計画」ってなんでしょうね〜
“ブリッツ”が最後言ったものなんですが、“ガルム”の関わった組織の中でなんかヤバメな計画しているくらいしか考えていないんですよ……
☆ リエッタはどこから狙撃をした!?
ナイトスコープつけて、裏口辺りから撃ったんだよ……たぶん。
もしくは凡人が思いつかない方向から狙撃したのかも、あるいは狙撃じゃなく、遠距離から撃てる銃でも、いやいや、新型の……、すいませんシナリオの都合でした。以後気をつけます。
☆ ユウトとユキノの名前、間違えすぎでしょ。
すいません、マジごめんなさい。
だって、似ているんだもん。
シナリオにも間違って書いてあるし。
☆ 何で前回の予告でアキバを舞台にするといったのに変えたの?
あいや、銃撃戦できそうな場所ねぇかな〜っと、探索していたら、考えたらGMの俺に銃の知識が無いことに気がついて、人がいない場所を考えた結果、千葉の辺境になりました。
☆“ガルム”ってあんなキャラだっけ?
あ〜、最初はあんまり考えていませんでしたが、2回目のシナリオの時はあんな感じにしようと考えていました。部下もそのセッションの時には何人か考えていました。ほら、傭兵カズマと他にいるといった時、その時にいたのが“オーガ”“ブリッツ”です。後、2人くらいほしいな〜っと思って、サンプルのデータいじる感じで作りました。
自分のやりたいこと爆破には見境ありませんが、それ以外は結構いいヤツです。まあ、悪人の中ではという条件はつきますが、部下から受けている感情は、“ブリッツ”“ファントム”は尊敬、“オーガ”“バイパー”は熱狂、“エッジ”は傾倒といった感じでしょうか。
病という設定は2回目のシナリオ終了時に考えたのですが、実は1話から伏線のようなものとしてつかえるものがありましたね。姿を現さないのは基本として、変声期を使って声を誤魔化しているとか、実は誤魔化しているのではなく道具を使わなくては声が出せないという。
☆ パーティ内で意見が割れたとき介入しなくてよかったの?
プレイヤー優先で、究極的にPC同士で打ち合ってもゲーム的に問題ありません。ただ、人間関係が悪化するかもしれないので、冗談程度でお願いします。
楽しくなるなら、プレイヤー同士でのバトルロイヤルだろうが、デスマッチだろうが値のバレンタインだろうがお好きなように♪
☆ TRSの−修正高くない?
キャンペーンの最後だったので、難易度多少高めででしたが、PCのダイス目が悪かったのもあるかと思います。
クライマックスは盛り上げようかと思い、あんまりにもあっさり終わったのでは……
まあ、次回はもう少し下げます。
☆ ぶっちゃけ、GMのダイス目よくなかった?
そういう日もあるス。
☆“バイパー”の死について。
残念です。
しかし、フリューゲルがいい感じのエンディングにしてくれたので、多少救われます。GMとしても生きていたほしかったですが、彼女の死は3つの原因があります。
1 レイフィールドの説得に失敗したこと。
2 バイパーを撃って耐久力を0以下にしたこと。
3 GMが17のダメージを与えてしまったこと。
以上の3点が彼女の死の原因です。
ガンドックでの戦闘はかなりシビアです。回復のメディック不在(その場所にいなかった)もあり、耐久力が0以下になってしまうと治すことができないのです。
戦闘を行わず、避けるすべも必要です。
☆ 次回のセッション?
ついさっきシナリオができたので、人数が3人集まれば始められます。
戦闘&救出系です。
部室にいるとき、できそうな雰囲気だったら声かけてください。
シナリオは基本的にいつも持っているので、新規キャラクター、初参加でもオケーです。作り直しも、クラスを変えなければかまいません。最初は能力点の割り振りやクラスアーツの選択を間違えているかもしれないですからね。
それでは、次回への伏線?
セッションにも出てきて、まだ消化されていない彼らの物語です。
“ガルム”の遺産、
ドイツの片田舎にある廃屋で、数人の屈強な男と1人の華奢な少女が対峙していた。
薄茶色の髪に、健康的な肌の色、明るい緑の瞳を持った少女は、男たちに興味が無いかのように十字架のペンダントをもてあそんでいる。
男たちは皆、屈強なドイツ人であり、よく見るとナチスの紋章が見える。
何も知らない人間が見たら、何かのイベントかと思うかもしれないが、そうではない。
ある二つの裏社会の組織が取引を行なおうとしているのである。
もっとも、そういった道に縁がある人間なら、彼らの持っている独特の雰囲気がけして平和な世界の人間ではないと、肌で感じたかもしれないが。
先に口を開いたのは男たちのグループだ。
「おい、お前らの組織は俺たちを舐めてるのか?」
顔に傷のある大男が威圧するかのように言う。
一般人なら萎縮するだろう。
だが、彼女は馬鹿にしたかのように薄く微笑んだだけ、顔に傷のある男はさらに何か言おうとするが、別の男が止める。
「やめろ、俺らは取引がすめばそれでいい。相手が餓鬼だろうが死に掛けの老人だろうが関係ない」
そう言うと、男はトランクを取りだし、置いて少し下がる。
「確認してくれ……」
そう言ってはみたものの、1人しかいない人間がどうやってブツを確認するのだろうか、男たちは上から、もしも連中が無防備な姿を見せたら、取引をご破算にして連中の持っているモノを奪うようにいわれている。
相手は自分たちの所属する組織とは、それほど信頼関係がある相手ではない、間接的に関わってきた組織である。調べてみたが、ソレほど大きなバックがついているわけでもない。何より取引の額が額であり、男たちの組織は多少のリスクを犯してでも“取引の品物”を取っておきたいところであった。
どう確認するのかと思いきや、少女はなんと無防備にも男に近づき、トランクを開け、確認を始めた。
(まちがいない、こいつら素人だ)
男たちは少女に気づかれないようにサインを送り、襲撃を行なうことを決定した。
「確認したか?」
「確かに約束の品物だね」
「そうか、で、あんた等が用意する品物は?」
その言葉に、少女は男たちの後ろを指差す。
パンパンパン
響き渡るかわいた3発の銃声。
不意をつかれ、一瞬にして2人が死に、交渉を行なった男も肩を撃たれ膝をついた。
「“ファントム”遅いよ」
少女がそう言ったのが聞こえる。
「……」
男の子供のような声が聞こえる。
何を言っているのかわからないが、彼は何を言っているのだろう?
しかし、おかしい。
彼らは勝ったつもりだろう。
だが、自分たちだけが取引の現場に来ているわけではない。それほど離れていない場所に10人近い男の組織のものがいる。もしも銃声が聞こえていなくても、今自分が小型の緊急連絡機にスイッチを入れた。緊急連絡を受ければ、待機していた男たちがすぐにでもこの場所に駆けつける。
そう、考えた時、近くに取引に来た少女が嘲るように笑い言った。
「待っていても誰も来ないよ、みんな“ファントム”に殺されちゃったから」
そんなバカな、荒事になれた男たち十数人をこちらにまったく気づかれない内に行動を不能にさせるなど、そんな芸当できるはずが無い。
男の反応を見て、少女はクスクス笑う。
「おじさん、どうする?」
その言葉を聞いた瞬間、男は気合の咆哮を上げ、撃たれたのが嘘であったかのように、猛然と少女との距離を詰める。たいした距離ではない、確かに撃たれはしたが、幸い肩を掠っただけだ。この場で留まっていたら、後ろにいるらしい“ファントム”という襲撃者に殺される。ならば、一気に距離をつめ少女を盾にこの場を逃げるしかない。
しかし、少女に掴みかかった男は、無造作に投げ飛ばされた。
「!?」
男は何が起こったのかわからなかった。
以前、柔道というスポーツを見たことがある。自分よりも何倍も大きい相手を技で返すモノだ。だが、少女がやったのはそういった洗礼されたものではない。
力任せに投げ飛ばされた。
「あ、……ばがぁ……、お、あああ」
投げ飛ばされたショックでも朦朧としている男に、少女は楽しそうに笑い。
「じゃあね♪」
そう言って、無造作に拳を振り下ろした。
一見非力に見える少女の一撃が、男の顔面にめり込む。凹むように、男の顔が砕かれ、男は死んだ。
血と他にもそれ以外の汁が出て、男の顔を潰した彼女は手を見ると、「きたな〜い」と笑う。
「あ〜、服が汚れちゃった。“ファントム”しっかり撃ってよ! まったく、“ブリッツ”がいればこんなヤツらあっさり始末できたのに」
文句を言う少女は、そう言って手を拭くと、胸に下げていたペンダントを愛おしげに撫でて言う。
「ああ、マスター“ガルム”、私の最愛の父であり、師であり、愛おしい人よ。アナタに頂いた“力”で、私はやりたいことをやります。彼らに協力して、やりたいことを……」
祈りを捧げるかのような彼女に、“ファントム”が何かを言う。
「……」
その言葉に、少女は今まで口元に浮かべた笑みを捨て、鬼のような形相で相手を睨み、怒鳴るように言う。
「早く行こうですって? あなた、マスターに対する感謝は無いの? 私たちがここまでできるのはすべてマスター“ガルム”のおかげなのよ? わたしたちの“力”は、すべて彼の力よ! 私たちは彼に感謝し生きていかなければならないの、この体に流れる力はすべて彼のおかげ、私たちは彼が死んだとしても彼に感謝し、彼に忠誠を尽くさなくてはならないのよ!」
そう言って、彼女は愛おしそうに十字を握り締める。
「マスター、マスター“ガルム”、私こそ、私こそが……“エッジ”でも、“ブリッツ”でも、“バイパー”でも、“ファントム”でもない、私こそが、アナタに認めていただくに相応しい、マスター、私こそが、あなたの言葉を忠実に守ることができるのだと、それを、これから証明します」
そう言って、彼女は男たちの持っていたとランクを持つ。
そして、少女の影のように従う1人の少年。
少女は“オーガ”と呼ばれる。
物語に登場する人食い鬼の名を持つ少女である。
しかし、まさか……エンディングで伏線が勝手に出てくるとは予想外でした!
っーわけで、第一期のガンドック反省会というわけで、第一期のひとりでツッコミ&いいわけと、NPCのショートストーリーを始めます〜
わ〜、ぱちぱち
☆ では、さっそくですが、「フェニックス計画」ってなんでしょうね〜
“ブリッツ”が最後言ったものなんですが、“ガルム”の関わった組織の中でなんかヤバメな計画しているくらいしか考えていないんですよ……
☆ リエッタはどこから狙撃をした!?
ナイトスコープつけて、裏口辺りから撃ったんだよ……たぶん。
もしくは凡人が思いつかない方向から狙撃したのかも、あるいは狙撃じゃなく、遠距離から撃てる銃でも、いやいや、新型の……、すいませんシナリオの都合でした。以後気をつけます。
☆ ユウトとユキノの名前、間違えすぎでしょ。
すいません、マジごめんなさい。
だって、似ているんだもん。
シナリオにも間違って書いてあるし。
☆ 何で前回の予告でアキバを舞台にするといったのに変えたの?
あいや、銃撃戦できそうな場所ねぇかな〜っと、探索していたら、考えたらGMの俺に銃の知識が無いことに気がついて、人がいない場所を考えた結果、千葉の辺境になりました。
☆“ガルム”ってあんなキャラだっけ?
あ〜、最初はあんまり考えていませんでしたが、2回目のシナリオの時はあんな感じにしようと考えていました。部下もそのセッションの時には何人か考えていました。ほら、傭兵カズマと他にいるといった時、その時にいたのが“オーガ”“ブリッツ”です。後、2人くらいほしいな〜っと思って、サンプルのデータいじる感じで作りました。
自分のやりたいこと爆破には見境ありませんが、それ以外は結構いいヤツです。まあ、悪人の中ではという条件はつきますが、部下から受けている感情は、“ブリッツ”“ファントム”は尊敬、“オーガ”“バイパー”は熱狂、“エッジ”は傾倒といった感じでしょうか。
病という設定は2回目のシナリオ終了時に考えたのですが、実は1話から伏線のようなものとしてつかえるものがありましたね。姿を現さないのは基本として、変声期を使って声を誤魔化しているとか、実は誤魔化しているのではなく道具を使わなくては声が出せないという。
☆ パーティ内で意見が割れたとき介入しなくてよかったの?
プレイヤー優先で、究極的にPC同士で打ち合ってもゲーム的に問題ありません。ただ、人間関係が悪化するかもしれないので、冗談程度でお願いします。
楽しくなるなら、プレイヤー同士でのバトルロイヤルだろうが、デスマッチだろうが値のバレンタインだろうがお好きなように♪
☆ TRSの−修正高くない?
キャンペーンの最後だったので、難易度多少高めででしたが、PCのダイス目が悪かったのもあるかと思います。
クライマックスは盛り上げようかと思い、あんまりにもあっさり終わったのでは……
まあ、次回はもう少し下げます。
☆ ぶっちゃけ、GMのダイス目よくなかった?
そういう日もあるス。
☆“バイパー”の死について。
残念です。
しかし、フリューゲルがいい感じのエンディングにしてくれたので、多少救われます。GMとしても生きていたほしかったですが、彼女の死は3つの原因があります。
1 レイフィールドの説得に失敗したこと。
2 バイパーを撃って耐久力を0以下にしたこと。
3 GMが17のダメージを与えてしまったこと。
以上の3点が彼女の死の原因です。
ガンドックでの戦闘はかなりシビアです。回復のメディック不在(その場所にいなかった)もあり、耐久力が0以下になってしまうと治すことができないのです。
戦闘を行わず、避けるすべも必要です。
☆ 次回のセッション?
ついさっきシナリオができたので、人数が3人集まれば始められます。
戦闘&救出系です。
部室にいるとき、できそうな雰囲気だったら声かけてください。
シナリオは基本的にいつも持っているので、新規キャラクター、初参加でもオケーです。作り直しも、クラスを変えなければかまいません。最初は能力点の割り振りやクラスアーツの選択を間違えているかもしれないですからね。
それでは、次回への伏線?
セッションにも出てきて、まだ消化されていない彼らの物語です。
“ガルム”の遺産、
ドイツの片田舎にある廃屋で、数人の屈強な男と1人の華奢な少女が対峙していた。
薄茶色の髪に、健康的な肌の色、明るい緑の瞳を持った少女は、男たちに興味が無いかのように十字架のペンダントをもてあそんでいる。
男たちは皆、屈強なドイツ人であり、よく見るとナチスの紋章が見える。
何も知らない人間が見たら、何かのイベントかと思うかもしれないが、そうではない。
ある二つの裏社会の組織が取引を行なおうとしているのである。
もっとも、そういった道に縁がある人間なら、彼らの持っている独特の雰囲気がけして平和な世界の人間ではないと、肌で感じたかもしれないが。
先に口を開いたのは男たちのグループだ。
「おい、お前らの組織は俺たちを舐めてるのか?」
顔に傷のある大男が威圧するかのように言う。
一般人なら萎縮するだろう。
だが、彼女は馬鹿にしたかのように薄く微笑んだだけ、顔に傷のある男はさらに何か言おうとするが、別の男が止める。
「やめろ、俺らは取引がすめばそれでいい。相手が餓鬼だろうが死に掛けの老人だろうが関係ない」
そう言うと、男はトランクを取りだし、置いて少し下がる。
「確認してくれ……」
そう言ってはみたものの、1人しかいない人間がどうやってブツを確認するのだろうか、男たちは上から、もしも連中が無防備な姿を見せたら、取引をご破算にして連中の持っているモノを奪うようにいわれている。
相手は自分たちの所属する組織とは、それほど信頼関係がある相手ではない、間接的に関わってきた組織である。調べてみたが、ソレほど大きなバックがついているわけでもない。何より取引の額が額であり、男たちの組織は多少のリスクを犯してでも“取引の品物”を取っておきたいところであった。
どう確認するのかと思いきや、少女はなんと無防備にも男に近づき、トランクを開け、確認を始めた。
(まちがいない、こいつら素人だ)
男たちは少女に気づかれないようにサインを送り、襲撃を行なうことを決定した。
「確認したか?」
「確かに約束の品物だね」
「そうか、で、あんた等が用意する品物は?」
その言葉に、少女は男たちの後ろを指差す。
パンパンパン
響き渡るかわいた3発の銃声。
不意をつかれ、一瞬にして2人が死に、交渉を行なった男も肩を撃たれ膝をついた。
「“ファントム”遅いよ」
少女がそう言ったのが聞こえる。
「……」
男の子供のような声が聞こえる。
何を言っているのかわからないが、彼は何を言っているのだろう?
しかし、おかしい。
彼らは勝ったつもりだろう。
だが、自分たちだけが取引の現場に来ているわけではない。それほど離れていない場所に10人近い男の組織のものがいる。もしも銃声が聞こえていなくても、今自分が小型の緊急連絡機にスイッチを入れた。緊急連絡を受ければ、待機していた男たちがすぐにでもこの場所に駆けつける。
そう、考えた時、近くに取引に来た少女が嘲るように笑い言った。
「待っていても誰も来ないよ、みんな“ファントム”に殺されちゃったから」
そんなバカな、荒事になれた男たち十数人をこちらにまったく気づかれない内に行動を不能にさせるなど、そんな芸当できるはずが無い。
男の反応を見て、少女はクスクス笑う。
「おじさん、どうする?」
その言葉を聞いた瞬間、男は気合の咆哮を上げ、撃たれたのが嘘であったかのように、猛然と少女との距離を詰める。たいした距離ではない、確かに撃たれはしたが、幸い肩を掠っただけだ。この場で留まっていたら、後ろにいるらしい“ファントム”という襲撃者に殺される。ならば、一気に距離をつめ少女を盾にこの場を逃げるしかない。
しかし、少女に掴みかかった男は、無造作に投げ飛ばされた。
「!?」
男は何が起こったのかわからなかった。
以前、柔道というスポーツを見たことがある。自分よりも何倍も大きい相手を技で返すモノだ。だが、少女がやったのはそういった洗礼されたものではない。
力任せに投げ飛ばされた。
「あ、……ばがぁ……、お、あああ」
投げ飛ばされたショックでも朦朧としている男に、少女は楽しそうに笑い。
「じゃあね♪」
そう言って、無造作に拳を振り下ろした。
一見非力に見える少女の一撃が、男の顔面にめり込む。凹むように、男の顔が砕かれ、男は死んだ。
血と他にもそれ以外の汁が出て、男の顔を潰した彼女は手を見ると、「きたな〜い」と笑う。
「あ〜、服が汚れちゃった。“ファントム”しっかり撃ってよ! まったく、“ブリッツ”がいればこんなヤツらあっさり始末できたのに」
文句を言う少女は、そう言って手を拭くと、胸に下げていたペンダントを愛おしげに撫でて言う。
「ああ、マスター“ガルム”、私の最愛の父であり、師であり、愛おしい人よ。アナタに頂いた“力”で、私はやりたいことをやります。彼らに協力して、やりたいことを……」
祈りを捧げるかのような彼女に、“ファントム”が何かを言う。
「……」
その言葉に、少女は今まで口元に浮かべた笑みを捨て、鬼のような形相で相手を睨み、怒鳴るように言う。
「早く行こうですって? あなた、マスターに対する感謝は無いの? 私たちがここまでできるのはすべてマスター“ガルム”のおかげなのよ? わたしたちの“力”は、すべて彼の力よ! 私たちは彼に感謝し生きていかなければならないの、この体に流れる力はすべて彼のおかげ、私たちは彼が死んだとしても彼に感謝し、彼に忠誠を尽くさなくてはならないのよ!」
そう言って、彼女は愛おしそうに十字を握り締める。
「マスター、マスター“ガルム”、私こそ、私こそが……“エッジ”でも、“ブリッツ”でも、“バイパー”でも、“ファントム”でもない、私こそが、アナタに認めていただくに相応しい、マスター、私こそが、あなたの言葉を忠実に守ることができるのだと、それを、これから証明します」
そう言って、彼女は男たちの持っていたとランクを持つ。
そして、少女の影のように従う1人の少年。
少女は“オーガ”と呼ばれる。
物語に登場する人食い鬼の名を持つ少女である。
2008'01.06 (Sun) 02:08
ガンドック、ガルム&エッジ編は今回が最終回!!
さて、参加者は以下の通り、泣いても笑ってもガンドック第一期終了。
猟犬たちは魔犬の牙を切り抜けることができるのか!
それでは、プレイレポートはじまり、はじまり〜♪
GM
ぴろしき
PC
ユウト
ユキノ
フリューゲル
ヴォルフ
ジャック
ルーシィ
さて、ガルムからの招待状を手に入れ、日本に向かう前に、ユキノはユウトに連絡を入れる(ユの頭文字は見分けにくいス)。
“エッジ”との因縁に決着をつけるべく、連絡を受けたユウトも日本に向かいます。
そして、残りの4人も“ガルム”の情報を無断で持ち出し、どこかに消えたガンドック、レイフィールドを追い日本に向かう。目的はレイフィールドの捕縛です。
一足先に日本に到着したユウトに、なんと“ガルム”そして従者の“ブリッツ”が直接接触をする。“エッジ”の元に案内するという“ガルム”を警戒するも、ユウトは彼についていく。
そして、レイフィールドを追いかけてきた面々は情報収集を行う。
レイフィールドの居場所はすぐにわかり、彼がガルムを追う理由もおそらく殺された妹の敵という感じでわかり、一方、ガルムの情報はなかなか集まりづらい……、地元の日本で修正は打ち消されているが、もともとの調達の数値が低いので、なかなか情報が集められないPCたち、派手に金をばら撒き注意を引くも達成値を上げる作戦に……
一方、ユキノは約束の場所に現れないユウトの代わりに、ガルムの使いと名乗る少女“バイパー”と接触する。彼女はユキノを連れ、アキバに向かう。
そこで、簡単な爆弾の解除を命じられ、見事それにクリアする。
ソレを見た“バイパー”は“ガルム”の元に連れて行くと、その場を離れるも、ユキノはそこで“バイパー”が自分に嫉妬していることに気がつく。
ユウトは“ブリッツ”が運転する車に乗り、高速にでる。
そこで、警察の検問にかかるも、うまく交渉で誤魔化すことに成功する。
このまま、“ブリッツ”との会話が弾むかと思いきや、判定に失敗して何も聞きだすことができない。
レイフィールドの居場所を知ったルーシィは、ガンドックとして先輩であるレイフィールドの元を訪れ、“ガルム”を殺しにいくというレイフィールドについていく。
その他のメンバーは金をばら撒きながら、“ガルム”に関する情報を集め、彼の寿命が長くないことや、彼の部下に関する情報を手に入れます。
“エッジ”“バイパー”“ブリッツ”“オーガ”“ファントム”の5人の部下がいるらしく、現在日本に連れてきているのは“ファントム”を除く4人ということがわかる。
一方ユウトと“ガルム”の方は、“ガルム”が“エッジ”のいる場所を教え、ここで彼は残りの寿命が少ないことを告げます。“エッジ”をどうにかしたいのならば、好きにするといいと言い、自身はユキノとの決着をつけるための場所を移動します。
その途中、ジャックをはじめとするガンドック部隊が“ガルム”を抑えようとするが、爆発物処理の専門家がいないことをガルムは指摘し、自分が死ぬと爆発により、ここにいる全員の命がないと言います。
この前に、ユキノに嫉妬する“バイパー”は“ガルム”のチームに邪魔が入っていることを知り、ユキノをウラ路地に連れ込み、銃を頭に突きつけ言います。
「もしマスターが死んだら、あなたを殺して、マスターの元に送ってあげる」
幸い、ジャックたちの賢明な判断で、戦闘は回避され、無事ユキノは戦いの舞台に到着します。
そして、ユキノは1人“ガルム”と決着をつけに……
一方、“エッジ”に会いに単身、彼女がいる場所に向かったユウトは、そこで、“エッジ”に出会います。彼女を説得するために、ただ歩いて近づくユウト、そして、説得を行い、交渉ロールを3回行い、合計の達成値は21(達成値が30以上で説得できるので)、至近距離で“エッジ”に格闘・極をかけられ、その動きを封じられるも、次の交渉ロールで、見事、達成値は31(今回のみ特殊なハウスルールで達成値は累積しています)。見事説得に成功したユウトですが、“エッジ”は「今まで犯してきた罪を償えるかな」との問いに、ユウトが今まさに答えようとした瞬間、一発の凶弾が“エッジ”を襲います。
その一撃は確実に致命傷。
殺し屋リエッタが放った銃弾は“エッジ”の体を貫きました。出血が酷く、とても助からない。普通の人間なら諦めるところですが、ユウトは医者です。
彼は“エッジ”の出血を止め、致命傷を治癒します。
TRS
ガンドックの売りでもあるこのシステム。
色々な応用が利きますが、今回は1からカウントアップ方式、10で“エッジ”は死亡。
ただし、あまりに遅いと体に障害を受ける可能性があります。
必死の治療にもかかわらず、死は免れたものの8の段階で治療は終了。
以前のミッションで出会ったカズマにちゃんとした手配をしてもらいユウトはその場で“エッジ”の無事を祈ります。
そして、場所は代わり、レイフィールドを止めに向かうフリューゲルと彼に同行するルーシィ、二人の意見は割れ、フリューゲルの交渉が行われますが……
失敗。
フリューゲルは腕を打たれ、あっさりと無力化されます。
レイフィールドは殺す気ではなかったので、そのまま“ガルム”のところに向かいます。
レイフィールド・ルーシィが向かった先に居合わせたのは、ジャック・ヴォルフ・“ブリッツ”・“バイパー”です。
レイフィールドは“ガルム”の配下である二人を殺そうとしますが、その前に、交渉を行うことができます。そう、ここはジャックの交渉人としての腕の見せ場です。
再び、TRS
必死の交渉、しかし、最後の5レンジにて、ジャックはまさかのファンブル!
100分の1の悪夢。
そして、交渉は失敗、レイフィールドはガルムの配下である“ブリッツ”“バイパー”に攻撃を仕掛けます。
戦術判定ですが、ここで、NPCは全員クイックドロー・戦術値に関係なく先制を取ります。
さすが、アサルト系クラスは戦闘では力を発揮します。
最終的に“ブリッツ”レイフィールド“バイパー”の順番で行動してその後、PCが任意の順番で行動します。
シュアショットを使用して“ブリッツ”はセミの3射(ハウスルール:セミで3射の時、非貫通と貫通が混ざった時はすべて非貫通として扱います。オリジナルでは貫通として扱うらしいですが、ソレだとあまりにすぐ死んでしまうので)1発だけ非貫通の為、すべて非貫通でダメージロール。ハンドガンではそれほど高いダメージは与えられませんが、3発食らえば相当なダメージです。まだ追撃は終わりません。ガンアクションを使用していたので、もう一度、セミで3射です。これも非貫通でダメージ。
次にレイフィールド、彼は逆手の訓練を受けているので両手撃つ場合、修正は−20.さらにシュアショットで+20の修正、最後に“ブリッツ”は遮蔽で−20です。最終的に、“ブリッツ”“バイパー”の両方にセミの3射を打ち込みます。ダメージはなかなかで、一気に二人とも瀕死に追い込まれます。さらに、二人ともダメージペナルティを受けます。
NPC最後の“バイパー”は全力移動をします。フットワークで移動のペナルティを無効にし、さらにシュアショットで達成値を上げ、ハンドガンでセミの3射を撃ちます。そのすべて命中し、さすがに、レイフィールドの耐久力は残り少なくなります。
さて、ようやくPCの番ですが、ここはどちらかの陣営を行動不能にするか、あるいはレイフィールドを説得するか、PCの間で意見は割れに割れて、ルーシィはレイフィールドを説得、もしくは助ける感じで、残りがレイフィールドを倒して、自体を収集させようとしますが、どちらにしろ残りHPが少ない。
チームワークが取れないガンドックチームはここで各人の判断でNPCに部分狙いの射撃攻撃、交渉、静観を行います。
結局誰一人倒れないまま、次のラウンド、フリューゲルが合流します。NPCのクラスアーツは当然一度の使用で消えますので、普通に戦術判定ですが、まあ、アサルトのNPCが早いはずもなく、コマンダーのいるジャックのチームに先制を取られます。
さて、この後の行動が厄介です。
“ブリッツ”レイフィールド“バイパー”の順番で行動するので、PCが何とかしない場合、レイフィールドの死亡がほぼ確定です。
PCたちは部分狙いで各NPCを行動不能にさせていきます。
すでに残りのHPが少なかったNPCは戦闘不能に陥ります。
致死判定では何とか皆成功。
そして、最後は“ガルム”とユキノの決闘へ
最後のTRS
ですが、“ガルム”が妨害してきます。移動した後、戻されるというジレンマ。
ただし、“ガルム”戻す数値に−1の修正がかかっているので滅多なことはないかと思ったのですが、なかなか簡単にはいきません。GMのダイス目が走り、最初の方はほとんど動くことができなかったのですが、リミットが3の時点で“ガルム”は胸を押さえて苦しみます。その好きに移動できるだけ移動してほしかったのですが、3回連続で一歩も動くことができず失敗!
アハハ、こりゃ死ぬかな?
GMがそんなことを考え出した時、急にダイス目が悪くなり、ユキノの妨害をすることができず、最終的にクラスアーツでリミットを突破されました。
ですが、時間をかけすぎました。
メインの爆弾の解除には成功したものの、サブの爆弾が爆発を始めたのです。
“ガルム”はユキノとの勝負に負けたことを認めましたが、完全に勝利したわけではないといいます。
そして、自らは爆炎の中に消え、ユキノは急ぎ脱出します。
さて、運動か市街行動で判定を行い、まあ、皆さんなかなかいい達成値だったので全キャラクターに3D6のダメージを受けることでよしとしました。
いや〜、われながら甘いGMです。本来なら5D6+3でしたから、ここは補正をかけることにします。
さて、それでは、PC側はまあ、生存です。
問題はNPC。
交渉に失敗し、銃撃戦の末、耐久力が0です。
ここでダメージがマイナスに突入します。
それぞれダメージは以下の通りです。
レイフィールド 12
“ブリッツ” 11
“バイパー” 17
これは“バイパー”の死亡がほぼ確定しました。
十面ダイスを2個振って、足した数字がソレより上、つまり“バイパー”が生き残る為には、18以上、つまり9と9を出さなくてはならないのです。0は10ではなく0として扱うので……、100分の1の奇跡を願うしかありませんが、判定の結果。
まあ、無理でした。
それでは、最終的なエンディングを各人行います。
その前に、“ガルム”の部下であり最後まで顔を出さなかった“オーガ”が“ブリッツ”を勧誘しますが、彼はその勧誘を断り自分の道を行くと言った感じです。
“バイパー”の埋葬を行い、各人イベントを消化します。
見つかった“ガルム”の右腕を“バイパー”の亡骸と共に見晴らしのよい丘に埋め、おのおの彼女の冥福を祈ります。
ルーシィはレイフィールドのお見舞いに行き、ヴォルフは“オーガ”から勧誘を受け主人公フラグを立て、“ブリッツ”からユキノはフェニックス計画という単語を聞き伏線みたいなものを授かる。ジャックはいないので適当に。フリューゲルは“バイパー”を救えなかったことを悔やみながらも次のミッションを受けに、そして……ユウトは“エッジ”のお見舞いに来ていた!!
下半身不随、右手の麻痺、そして記憶喪失に近い状態。自分が何者か思い出すこともできず、ユウトの顔も覚えていない。
お見舞いに来たユウトは自分の名前もわからぬ“エッジ”に名を与える。
厳島希望、希望と書いてノゾミと読む。
厳島はユウトの姓である。
ユウトはこれからも彼女を家族として守ることを誓い、エンディングを迎えた。
参加者の皆さん、ガンドック、第3回にして第1回キャンペーンお疲れ様でした!
そして、参加できなかった皆さん、またの機会に!
シビアだが、おもしろいです。
それでは、見事、魔犬の牙を打ち破ったPCのみなさん、反省や後悔もあるかもしれませんが、もう一度、お疲れ様でした!
それでは、次回のセッションでお会いいたしましょう。
P.S.
ユウトさん、絵が完成したら見せてください。楽しみにしています。
さて、参加者は以下の通り、泣いても笑ってもガンドック第一期終了。
猟犬たちは魔犬の牙を切り抜けることができるのか!
それでは、プレイレポートはじまり、はじまり〜♪
GM
ぴろしき
PC
ユウト
ユキノ
フリューゲル
ヴォルフ
ジャック
ルーシィ
さて、ガルムからの招待状を手に入れ、日本に向かう前に、ユキノはユウトに連絡を入れる(ユの頭文字は見分けにくいス)。
“エッジ”との因縁に決着をつけるべく、連絡を受けたユウトも日本に向かいます。
そして、残りの4人も“ガルム”の情報を無断で持ち出し、どこかに消えたガンドック、レイフィールドを追い日本に向かう。目的はレイフィールドの捕縛です。
一足先に日本に到着したユウトに、なんと“ガルム”そして従者の“ブリッツ”が直接接触をする。“エッジ”の元に案内するという“ガルム”を警戒するも、ユウトは彼についていく。
そして、レイフィールドを追いかけてきた面々は情報収集を行う。
レイフィールドの居場所はすぐにわかり、彼がガルムを追う理由もおそらく殺された妹の敵という感じでわかり、一方、ガルムの情報はなかなか集まりづらい……、地元の日本で修正は打ち消されているが、もともとの調達の数値が低いので、なかなか情報が集められないPCたち、派手に金をばら撒き注意を引くも達成値を上げる作戦に……
一方、ユキノは約束の場所に現れないユウトの代わりに、ガルムの使いと名乗る少女“バイパー”と接触する。彼女はユキノを連れ、アキバに向かう。
そこで、簡単な爆弾の解除を命じられ、見事それにクリアする。
ソレを見た“バイパー”は“ガルム”の元に連れて行くと、その場を離れるも、ユキノはそこで“バイパー”が自分に嫉妬していることに気がつく。
ユウトは“ブリッツ”が運転する車に乗り、高速にでる。
そこで、警察の検問にかかるも、うまく交渉で誤魔化すことに成功する。
このまま、“ブリッツ”との会話が弾むかと思いきや、判定に失敗して何も聞きだすことができない。
レイフィールドの居場所を知ったルーシィは、ガンドックとして先輩であるレイフィールドの元を訪れ、“ガルム”を殺しにいくというレイフィールドについていく。
その他のメンバーは金をばら撒きながら、“ガルム”に関する情報を集め、彼の寿命が長くないことや、彼の部下に関する情報を手に入れます。
“エッジ”“バイパー”“ブリッツ”“オーガ”“ファントム”の5人の部下がいるらしく、現在日本に連れてきているのは“ファントム”を除く4人ということがわかる。
一方ユウトと“ガルム”の方は、“ガルム”が“エッジ”のいる場所を教え、ここで彼は残りの寿命が少ないことを告げます。“エッジ”をどうにかしたいのならば、好きにするといいと言い、自身はユキノとの決着をつけるための場所を移動します。
その途中、ジャックをはじめとするガンドック部隊が“ガルム”を抑えようとするが、爆発物処理の専門家がいないことをガルムは指摘し、自分が死ぬと爆発により、ここにいる全員の命がないと言います。
この前に、ユキノに嫉妬する“バイパー”は“ガルム”のチームに邪魔が入っていることを知り、ユキノをウラ路地に連れ込み、銃を頭に突きつけ言います。
「もしマスターが死んだら、あなたを殺して、マスターの元に送ってあげる」
幸い、ジャックたちの賢明な判断で、戦闘は回避され、無事ユキノは戦いの舞台に到着します。
そして、ユキノは1人“ガルム”と決着をつけに……
一方、“エッジ”に会いに単身、彼女がいる場所に向かったユウトは、そこで、“エッジ”に出会います。彼女を説得するために、ただ歩いて近づくユウト、そして、説得を行い、交渉ロールを3回行い、合計の達成値は21(達成値が30以上で説得できるので)、至近距離で“エッジ”に格闘・極をかけられ、その動きを封じられるも、次の交渉ロールで、見事、達成値は31(今回のみ特殊なハウスルールで達成値は累積しています)。見事説得に成功したユウトですが、“エッジ”は「今まで犯してきた罪を償えるかな」との問いに、ユウトが今まさに答えようとした瞬間、一発の凶弾が“エッジ”を襲います。
その一撃は確実に致命傷。
殺し屋リエッタが放った銃弾は“エッジ”の体を貫きました。出血が酷く、とても助からない。普通の人間なら諦めるところですが、ユウトは医者です。
彼は“エッジ”の出血を止め、致命傷を治癒します。
TRS
ガンドックの売りでもあるこのシステム。
色々な応用が利きますが、今回は1からカウントアップ方式、10で“エッジ”は死亡。
ただし、あまりに遅いと体に障害を受ける可能性があります。
必死の治療にもかかわらず、死は免れたものの8の段階で治療は終了。
以前のミッションで出会ったカズマにちゃんとした手配をしてもらいユウトはその場で“エッジ”の無事を祈ります。
そして、場所は代わり、レイフィールドを止めに向かうフリューゲルと彼に同行するルーシィ、二人の意見は割れ、フリューゲルの交渉が行われますが……
失敗。
フリューゲルは腕を打たれ、あっさりと無力化されます。
レイフィールドは殺す気ではなかったので、そのまま“ガルム”のところに向かいます。
レイフィールド・ルーシィが向かった先に居合わせたのは、ジャック・ヴォルフ・“ブリッツ”・“バイパー”です。
レイフィールドは“ガルム”の配下である二人を殺そうとしますが、その前に、交渉を行うことができます。そう、ここはジャックの交渉人としての腕の見せ場です。
再び、TRS
必死の交渉、しかし、最後の5レンジにて、ジャックはまさかのファンブル!
100分の1の悪夢。
そして、交渉は失敗、レイフィールドはガルムの配下である“ブリッツ”“バイパー”に攻撃を仕掛けます。
戦術判定ですが、ここで、NPCは全員クイックドロー・戦術値に関係なく先制を取ります。
さすが、アサルト系クラスは戦闘では力を発揮します。
最終的に“ブリッツ”レイフィールド“バイパー”の順番で行動してその後、PCが任意の順番で行動します。
シュアショットを使用して“ブリッツ”はセミの3射(ハウスルール:セミで3射の時、非貫通と貫通が混ざった時はすべて非貫通として扱います。オリジナルでは貫通として扱うらしいですが、ソレだとあまりにすぐ死んでしまうので)1発だけ非貫通の為、すべて非貫通でダメージロール。ハンドガンではそれほど高いダメージは与えられませんが、3発食らえば相当なダメージです。まだ追撃は終わりません。ガンアクションを使用していたので、もう一度、セミで3射です。これも非貫通でダメージ。
次にレイフィールド、彼は逆手の訓練を受けているので両手撃つ場合、修正は−20.さらにシュアショットで+20の修正、最後に“ブリッツ”は遮蔽で−20です。最終的に、“ブリッツ”“バイパー”の両方にセミの3射を打ち込みます。ダメージはなかなかで、一気に二人とも瀕死に追い込まれます。さらに、二人ともダメージペナルティを受けます。
NPC最後の“バイパー”は全力移動をします。フットワークで移動のペナルティを無効にし、さらにシュアショットで達成値を上げ、ハンドガンでセミの3射を撃ちます。そのすべて命中し、さすがに、レイフィールドの耐久力は残り少なくなります。
さて、ようやくPCの番ですが、ここはどちらかの陣営を行動不能にするか、あるいはレイフィールドを説得するか、PCの間で意見は割れに割れて、ルーシィはレイフィールドを説得、もしくは助ける感じで、残りがレイフィールドを倒して、自体を収集させようとしますが、どちらにしろ残りHPが少ない。
チームワークが取れないガンドックチームはここで各人の判断でNPCに部分狙いの射撃攻撃、交渉、静観を行います。
結局誰一人倒れないまま、次のラウンド、フリューゲルが合流します。NPCのクラスアーツは当然一度の使用で消えますので、普通に戦術判定ですが、まあ、アサルトのNPCが早いはずもなく、コマンダーのいるジャックのチームに先制を取られます。
さて、この後の行動が厄介です。
“ブリッツ”レイフィールド“バイパー”の順番で行動するので、PCが何とかしない場合、レイフィールドの死亡がほぼ確定です。
PCたちは部分狙いで各NPCを行動不能にさせていきます。
すでに残りのHPが少なかったNPCは戦闘不能に陥ります。
致死判定では何とか皆成功。
そして、最後は“ガルム”とユキノの決闘へ
最後のTRS
ですが、“ガルム”が妨害してきます。移動した後、戻されるというジレンマ。
ただし、“ガルム”戻す数値に−1の修正がかかっているので滅多なことはないかと思ったのですが、なかなか簡単にはいきません。GMのダイス目が走り、最初の方はほとんど動くことができなかったのですが、リミットが3の時点で“ガルム”は胸を押さえて苦しみます。その好きに移動できるだけ移動してほしかったのですが、3回連続で一歩も動くことができず失敗!
アハハ、こりゃ死ぬかな?
GMがそんなことを考え出した時、急にダイス目が悪くなり、ユキノの妨害をすることができず、最終的にクラスアーツでリミットを突破されました。
ですが、時間をかけすぎました。
メインの爆弾の解除には成功したものの、サブの爆弾が爆発を始めたのです。
“ガルム”はユキノとの勝負に負けたことを認めましたが、完全に勝利したわけではないといいます。
そして、自らは爆炎の中に消え、ユキノは急ぎ脱出します。
さて、運動か市街行動で判定を行い、まあ、皆さんなかなかいい達成値だったので全キャラクターに3D6のダメージを受けることでよしとしました。
いや〜、われながら甘いGMです。本来なら5D6+3でしたから、ここは補正をかけることにします。
さて、それでは、PC側はまあ、生存です。
問題はNPC。
交渉に失敗し、銃撃戦の末、耐久力が0です。
ここでダメージがマイナスに突入します。
それぞれダメージは以下の通りです。
レイフィールド 12
“ブリッツ” 11
“バイパー” 17
これは“バイパー”の死亡がほぼ確定しました。
十面ダイスを2個振って、足した数字がソレより上、つまり“バイパー”が生き残る為には、18以上、つまり9と9を出さなくてはならないのです。0は10ではなく0として扱うので……、100分の1の奇跡を願うしかありませんが、判定の結果。
まあ、無理でした。
それでは、最終的なエンディングを各人行います。
その前に、“ガルム”の部下であり最後まで顔を出さなかった“オーガ”が“ブリッツ”を勧誘しますが、彼はその勧誘を断り自分の道を行くと言った感じです。
“バイパー”の埋葬を行い、各人イベントを消化します。
見つかった“ガルム”の右腕を“バイパー”の亡骸と共に見晴らしのよい丘に埋め、おのおの彼女の冥福を祈ります。
ルーシィはレイフィールドのお見舞いに行き、ヴォルフは“オーガ”から勧誘を受け主人公フラグを立て、“ブリッツ”からユキノはフェニックス計画という単語を聞き伏線みたいなものを授かる。ジャックはいないので適当に。フリューゲルは“バイパー”を救えなかったことを悔やみながらも次のミッションを受けに、そして……ユウトは“エッジ”のお見舞いに来ていた!!
下半身不随、右手の麻痺、そして記憶喪失に近い状態。自分が何者か思い出すこともできず、ユウトの顔も覚えていない。
お見舞いに来たユウトは自分の名前もわからぬ“エッジ”に名を与える。
厳島希望、希望と書いてノゾミと読む。
厳島はユウトの姓である。
ユウトはこれからも彼女を家族として守ることを誓い、エンディングを迎えた。
参加者の皆さん、ガンドック、第3回にして第1回キャンペーンお疲れ様でした!
そして、参加できなかった皆さん、またの機会に!
シビアだが、おもしろいです。
それでは、見事、魔犬の牙を打ち破ったPCのみなさん、反省や後悔もあるかもしれませんが、もう一度、お疲れ様でした!
それでは、次回のセッションでお会いいたしましょう。
P.S.
ユウトさん、絵が完成したら見せてください。楽しみにしています。
2008'01.02 (Wed) 21:35
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
身内ねたが多いですが、これからも、このブログにちょくちょく来てくださいw
ルナティック、いい加減にあげなければ……
身内ねたが多いですが、これからも、このブログにちょくちょく来てくださいw
ルナティック、いい加減にあげなければ……
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